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Blog/2017-07-14

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安全は 手間暇かけて 守る事

夏場になれば各船のドックが続き、落着いて皆さんへの送信文を考える時間も足りない。
しかし、孟夏に頑張る皆さんに対して、私の泣き言は禁物である。
止むを得ず、安全会議で口癖になっている「安全は理屈ではない」
そんな言葉で今日の通信文を進めてみましょう。

すべての安全は誰のためでもありません。
自分のために存在するのです。
海洋には危険条件が様々に存在します。
その職場ではお互いが力を合わせて守り合うところに
自分を守る意義へと繋がっていきます。
そんな口癖の文言が、今日も浮かんでくる。

・俺は大丈夫  
・あいつに限って  
・まっ~良いか  
・何とかなる
・人は人、自分は自分  
・ほって置いても誰かがやる  
・見て見ぬふり
それらの曖昧な考え方が、不幸な災害・事故をもたらしていることが多い。 

人を信じてはならないと言うつもりではなくて
船内の事故や海難事故を防ぐためには、他人任せにしてはならない。 
少ない乗組み構成であるだけに、お互いが自主性を強く持ち
「自分がやらなければ、誰がする!」
自立の意識を前に出さなければならない。

□注意力の継続
高いマストに登って転落した人は殆ど居ない。 
そこには常に危険に対する意識が直接の危険を察知して
過剰に働いているためである。

□怪我の本質
人間は24時間緊張して生きて行く事は出来ない。 
また、24時間怠惰のまま過ごす事も、人として不適格である。
それらの中間に位置する意識は、多様に変化を経ながら、油断の方向に走りがちである。
怪我の本質は全く予期せぬ方向「意識外・見落とし」から発生しやすいものであり
予期してとりかかれば、発生確率を低く抑えることはできる。

「油断」の語源は、次のような失格条件から発生する。
不覚、不注意、不意、虚、抜かり、手抜かり、抜け目、隙、緩み、怠り
こんなに沢山の油断が存在する。 
ついでに油断の由来を調べてみると、次のような由来がある。
城の主が一人の部下に油の一杯入った壷を持たせた。そこで主は言った。
「これは大事な油じゃ!もし一滴でも油をこぼせば汝の命を絶つぞ!」
と、後ろから抜刀して侍を尾行させておどした。
その臣は後ろから首をバッサリとやられたのではかなわない。
一生懸命に油壷を堅持して、やっと無事に済んだという。
ここから「油断」の語が起こったという。

つまり、いずれにしても全ての災害・事故に忌み嫌われる「油断」と言う失意は
一命ならず多くの人を巻き添えにする、けしからん態度である事には間違いない。
危険を放置して、安全を脅かすことは、自己を放棄しているのと同じである。
人間は手抜きと、骨休めをすればするほど、身体は弱り、心は荒んでしまう。
そんな言葉が浮かんでくる、今日の始まり。



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