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Blog/2017-07-24

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手抜き作業の 落とし穴

孟夏の下で土日になれば畑仕事に汗を出す。
茄子・木瓜・トマト・スイカ・トウモロコシ・カボチャ
その他さまざまな野菜作りは、自作の野菜を収穫する楽しさは
時にして炎天下での疲れを補っても十分な価値がある。
私にはそれらの畑づくりで、どうしても家内には叶わない事がある。
それは畝(うね)作りと、種まき間隔の取り方、下肥料の加え方である。

彼女は何故か、誰に学んだわけでもないのに、1本の畝幅を正確に60センチに仕上げる。
そして長さの方向には必ず両端に竹杭を打って紐を張り
真っ直ぐの畝を物指しで計ったように作る。
そうして出来上がった畝は、その山も真っ平に揃えるから
同じサイズの畝がきちっと並ぶ畑作は出来上がりがとても美しい。

正確な畝は種まきがしやすい事と、マルチ〔 保温ビニール 〕をするときも
綺麗な仕上がりになりやすい。
二人が同じように汗をかいても、その仕上がりの違いは悔しいが
私の畝より、はるかにきれいで感心させられる。
一方私は、同じような畝作りに並んで鍬を振り上げても
もともと手先が器用でないところに、手抜きが度々出る。

これは先を急ぐ余りに、好い加減さが加わるからたまらない。
仕上がりを見れば、畝はねじれているし、頂上はどこまでも凸凹だらけである。
つまり繊細さと、途中の手間のかかる大切なところを省くという
大きな欠点が作用していることが分かる。 
悔しいが、なぜこんなに違いが出るのか。
何度やり直しても正確さと綺麗さを追い越すことができない。
これは彼女の性格が親父さんに似ていて
親父さんはとても仕上がりの綺麗な左官職人で通っていた。

職人的な正確さは、父親の血を受け継いでいることが確信できる。
私の場合、終わりよければすべて由と、言う考え方で進むものだから
途中の大切な手間はすっかり省いてしまう事がわかる。
それではそれを直せばよいではないかと思うかもしれないが
それが直せないところに、動かしがたい性格が存在する。

皆さんの船舶の手入れも然り。
早く終わらせたいと思えば、錆打ちも非常に乱雑に進んで行く。
時間がかかっても良いから、丁寧に完全に錆を落として
錆止めも数回下地を重ねる事で二度手間を省く事もできる。
しかし、先を急ぐ人はもともと終わる時間を待っているだけの仕事ぶりであるから
作業そのものの誠意を失ったまま進行させる。

1回塗りで仕上げた錆打ち箇所は、もう次の港では赤いよだれの錆が出ていること然りである。
雑用を雑用と思ってはならない。
世の中に雑用と言う用は無い。
周囲を美化する掃除等を雑用と言うならば、いかなる仕事も雑用になるに違いない。
省いた作業は必ず落とし穴が待っている現実は、大方が致命傷を呼ぶ事を
自らを含めて戒めねばならない。



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