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Blog/2017-09-01

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チャンスはピンチの顔をして訪れる

本日9月1日は「防災の日」
1923年(大正12年)9月1日、十数万人の死傷者を出した関東大震災と
台風が襲ってくると昔から言い伝えられている二百十日にちなんで
1960年(昭和35年)に設定された。
この日は、防災に対する人々の意識高揚を図るための、国民的な一日である。

そんな記念日の一日「 人生まじめにコツコツが一番良い 」
その昔の昔、私が中学生の頃「 船乗りだけにはならない 」
そう決めていた。
それは、船乗りの兄(私とは12歳違い)がほとんど家にいることもなく
帰ってきても直ぐにまた旅立って行くところから
子供心に船と言う職場は、過度な労働をさせられる怖い場所だと
信じていたからであった。

「チャンスはピンチの顔をして訪れる」と良く言うが
「転機」はどのようなかたちで目の前に現れるのか。
「これが転機かもしれない」とはっきり分かる場合もあれば
そのときは気づかず、振り返ってみたら、あの時の苦労が転機だったと
感じる場合もある。

その私が船にのり、苦労を乗り越えて船長になった。
やがて陸上勤務の転機を受けて、海運の道を一筋に貫いているから運命は不思議である。
その昔、兄の病気があって、その代役で陸上勤務に変わった訳であるが
もしもそのまま船長と言う立場で、生涯を通していても
それはそれで私の人生として良かったのだと思う。

船に乗り初めた頃は「お前は駄目な奴だ」「ドジで何の役にも立たない」
「力は無い。腰が入っていない」「何をやらせても鈍間だ!」 
慣れない仕事に叱責を浴びながら、堪えに堪えながら成長していった。
そんな見習の頃には、決して船乗りに向いているとも思わないし
まして職人気質なんて取柄もなかった。

勿論ピンチが連続して続く頃、もともと底辺の生きざまに育った私は
何事も辛抱してコツコツ続けていくことだけは得手であった。 
置かれた立場で、与えられた仕事をチャンスにして、人の迷惑にならなければ
それはそれで海の仕事も投げ出さなければ、幸せなのだと思うように変わっていった。
同級生には悪戯っ子で勉強嫌い、成績は悪かったが、あいつは大工さんになった。 
別の奴は板前になった。
優しい気質のあいつは散髪屋になっている。 
それぞれが自分なりの道を見つけて、コツコツと努力を重ね
今では職人芸を見せていることは、往々に多い話である。

どんな仕事でもいい。
人生は高望みしないで、コツコツとやっていけば
それはそれで成功であり幸せであろう。
縁があって携わった仕事はどんな職場でもよい。
真面目に自分に与えられた仕事に、精一杯の能力を出してコツコツと努めればよい。
ただし、私たちの職場はあくまで健康を大事にして、安全を貫く二つの目標を
大きく付け加えることも忘れてならない、海人の大切な心がけではないだろうか。



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