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Blog/2017-11-07

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安全への道は 人の道

安全遵守は命を守る約束事・・・
私が毎日皆さんに送るメッセージを読んで、これは安全の通信教育だと
評価を頂いた事がある。
これは上手い事を言うものだと、携帯電話の時代に、通信教育なる古めかしい制度の話に
内心わが意を得たりと思った。 
しかし、この通信教育たるものも、皆さんが目を通して読んでくれない限り
単に一枚の紙切れの値打ちに下がってしまう。

あえて面倒な通信教育より、安全活動で一番効果的な手法がもしあるとしたら
あらかじめ危険な目にあわせたり、危険な作業を実習させたりすることが
最も効果の上がる近道かもしれない。
しかしそれは現実的に許される事ではないから難しい。

まさしく安全運動とは、当たり前のことが当たり前に出来るための
「稽古・工夫・訓練」である。
言い換えれば、安全運動とは「徹底した常識の適用にあり」と言える。
しかし、その実務となれば「安全への道」は「人の道」以上に
誠に深く厳しいものを感じさせられる。

例題で申せば、ほんの些細な不用心で、作業服の袖のボタンを留めなかったために
機械に巻き込まれた事故や、ロープの傍に居たために
切断したロープに頭を強打されてしまった。
そのような些細な油断による事故が、過去には何度も繰り返されているのが現実である。

人は、何事にもよらず本当に痛い目に遭うと、懲りてもう二度と繰り返すまいと反省する。
ところが実際の現場での災害は、懲りた後ではもう遅い。
取り返しはつかない。
安全のために決められた規則を守るのは、安全中の基本の基本である。
厳守・厳禁事項というのは、それらの多くは過去における尊い犠牲や
痛い災害教訓から生み出された、血と涙による実例から作り出されたものに違いない。

それにも拘らず、安全の厳守とか安全教訓とかは
自分が実際に体験しているものでは無いため
とかく理屈にしか思えず軽視されがちになる。
それらの理屈は、あたかも痛くないのに痛いと思えと言っているようなものである。
そのために人の習性としても、なかなか本気にはなれない人が多いので
安全管理者として悩むところになる。

世の摂理は自分の起こした行動によって、何事も結果で現れる。
つまり今の自分の立つ位置とは、これまで過去の自分の歩みの結果と言うことになる。
ならば私たちの未来を決めるものは、これから先の行いが生み出していくものに違いない。
船舶を職場とする者、安全遵守は命を守る約束事である以上、過去・現在・未来を通して
「船内規則・海上衝突予防法・安全管理規定その他の遵守事項・法規」
守るべき約束ごとを果たさなければならないのは当然の物理である。



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