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Blog/2018-01-16

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覆水盆に返らず

一度別れた妻が、夫の思わぬ出世を知って再婚を願い出たが
夫は盆に並々と水を満たしてこれをひっくり返して水を捨てた。
「 ならばこの水を元の盆に返して見せたら、復縁を承知しよう 」
と答えたが、一度捨てた水は到底元の盆に返す事など叶うはずがなかった。

私達の日常生活は人と人のつながりで出来上がっている。
そのつながりは日頃から築いてきた、お互いの心に根付く信用である。
その信用とは「 譲り合い・助け合い・協力・協賛 」の相身互いの立場を言う。

と、ある港の停泊時、乗組みの誰もが忙しく仕事をしていたとき
一人だけ上陸してお酒を飲んでいたとすれば、その人の人柄への信頼は大きく失われていく。
一事が万事、その人柄に対する非難は会社にも伝わり
やがてそのような事を続けていれば、正に「 覆水盆に返らず 」の結論になってしまう。

更にこの水は「 無事故記録 」と同じである。
一度の事故で失った記録日は、もう元に戻す事は出来ないばかりか
大事な信頼を失ってしまう。
そのような事を「 覆水盆に返らず 」と言う。
似たような水の話に香港の武道家「ブルース・リー」の名言がある。

人と人のかかわりの中に
「 頭を空にしろ。水のように形をなくせ。水をカップにそそげば、水はカップの形になる。
  ボトルにそそげば、ボトルの形になり、ティーポットにそそげば
  ティーポットの形になる。友よ、水になれ 」
これはどのような場合でもかたくなにならず、心は常に柔軟にして水のごとし
心のあり方を語っている。

皆さんに求められる船内生活にも、この柔軟な姿勢は大切な極意であるかもしれない。
船内では、生活と安全遵守が同居している為に、優先意識が時として
バラバラになるところに、不安全な行動が起こりやすくなってしまう。
「 希望〔 安全 〕は意識から始まる! 」
何事も頑なになってはならない。

乗組員である以上、安全意識は常に冷静沈着・柔軟でありたい。
もう一つカップの話に、「 カップがカップとして役立つのは
カップが空になっているときだけである 」とある。
満杯のカップには他の物を満たすことはできない。
皆さんにとってのカップは、なにで満たされているものであろうか。
それともいつも使えるように空っぽにしてあるのだろうか。
本日は水と安全意識を繋ぐ柔軟な話でスタート。
安全と水・一旦こぼれたら「覆水盆に返らず」



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