船舶管理から船員確保まで皆様のニーズにお答え致します

Blog/2018-02-08

Top / Blog / 2018-02-08

船は生きている

皆さんの乗っている船舶は、生活する住居であり、働く職場でもある。
船舶は1000人が束になっても抱えられない、とてつもない重量の貨物を
限りなく載せて港を離れる。
不満の一言も言わず、波に揺られ、叩かれながら、苦しそうに黒煙を吐く。
船体は潮風に吹かれ飛沫をかぶり、積荷も乗組員も、命ある大切なものを守り通して
やがて母なる港にたどり着く。

巨大なる船体は乗っている人間様次第で荒く扱われたり、愛情の欠片もないまま
塩害に錆付いたりもする。
非常識な乗組員にひどい扱いを受け続ける船もある。 
また別の船舶はいつも手入れが行き届き、鏡のように磨かれて
大切に大切にされる船舶もある。

船は語る・・。
私は元々自然の贈り物であった。
地球から掘り出された鉄鉱石は、灼熱に溶かされて鉄板になり
多くの人の汗と力と知恵で船と言う姿に代わって、名前を付けられて魂が入った。
いつかはまた、必ず自然に帰る日が訪れる事も、よく知っている。

そんな船の魂は自分を可愛がり、いつまでも愛情をこめて手入れをしてくれる乗組員には
笑顔で仕えようと思っている。
船は思う。
私は如何に傷つけ粗末にされようとも、決して文句は言わない。
しかし、乗る人の心掛けにはシッカリ答える。 
私を裏切らない人には、いつまでも綺麗な姿で役に立ちたいと思う。

しかし、私を粗末にする扱いに、私は情け容赦しない。
古くなれば鉄屑になって、もとの自然界に早く帰ればよいことである。
私はそんな扱いには少しも命を永らえようとは思わない。
私を粗末にすることは、同時に海の神も欺く事である。
海は大自然の神である。
神は常に美しいものを、自分の手のひらに置こうと願うに違いない。

海の神は、そんな神の子である船と言う私を、粗末な扱いにする裏切り者には
惨め過ぎる試練を持って答える。
その試練とは、機関の故障であったり荷崩れであったり
自らの怠惰が招く海難事故であったりするに違いない。
船はさらに続ける。
一緒に住まう私利私欲な人、自己本位な人には早く立ち去って欲しい。
されど私の行手を心配してくれる人には、心から協力を惜しまない。
 
私のために流してくれた汗の量は、何倍にもしてお返しをしよう。 
私は決して仲間を粗末にはしない。
彼らの心優しさには、安全の続くことを約束しよう。
「 誠実な人には、必ず豊かなる福をもって私は答えよう 」と・・・・。



a:115 t:1 y:0



コメント


認証コード(6723)

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional