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Blog/2018-02-28

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因果の応報 因果の連鎖

今朝の2号線は霧が立ち込めて200mほどの視界しかなかった。
春近しの気温上昇にありがちな、移流霧の悩ましい現象が始まった。
各船動静〔 備考欄 〕には、船長から次のような報告が記載されていた。
「 おはようございます。春のウネリに揉まれながら、やっとたどり着いた東京湾は
  カスミが濃くて視界ゼロの世界。
  船橋に立てば、「 安全 」の二文字が重くのしかかる 」

この備考欄を読んだとき、私の背中にも、ズシリと重い気持ちがのしかかってきた。
何と責任感の強い思いの言葉であろう、我が身が引き締まるおもいである。
現在、広島シッピングには交代者を含めて、27人の船長が在籍している。
私は多くの乗組みの皆さんに、来る日も来る日も「 安全の言葉 」を
つなぎ合わせながら今日にある。

正直なところ、一方通行の投げ文には、評価はもらえない。 
届かぬ意志への虚しさが満ちて、伝える言葉に行き詰まってしまう寂しさはしばしばある。 
しかし、例え帰らない返事や評価でも私は信じて進み続けている。
善行を尽くすものには善が残り、悪行を尽くすものには罰が残る。
この世には「 因果応報 」という約束事が存在する事を信じて疑わない。

この世の出来事には原因〔 因 〕があるところには
それに従った結果〔 果 〕が生じる。
無事故が続くと思えば、それは私の願いが勝ったことであり
善の応報があったと自分を励ます。
その逆に、事故や海難が乱れ飛ぶ不幸が続くなら、私の「 因果応報 」は
努力不足となって、辛い気持ちに陥り、そこは深く反省しなければならない。

そして、そのまま何も努力しないで放置すれば、やがて「 因果の応報 」は
「 因果の連鎖 」へと続いていくものであろう。
世に悪が善に勝ることはあり得ない。
ひたすらな努力は、必ずどこかで実を結ぶと信じて疑わない。

※視界ゼロの世界、船橋に立てば、「 安全 」の二文字が重くのしかかる。
私はこの言葉の中に、強い責任感を見つけることができる。
この船長の心得の中に、次のような意識の定着を読み取ることができる。

1.「 安全とは自分の責任を言うものだ 」という自覚の定着。
2.非常時には慌てず、予知の時間を持つことが習慣付けられている。
3.いかなる場合も、海難事故を起こす事は恥ずかしいという認識が備わっている。
4.会社の安全指針に応えるべき、自らの行動に責任を持ち安全を生み出している。

安全上の自主活動は定着しつつあるが、まだ確実な実力がついたわけではない。
たゆまず、努力を惜しまず、船長の言葉に励まされながら
自らも励まして一歩一歩進みたい。



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