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Blog/2018-03-06

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船乗り 誇りの人生

平穏で平坦な日々、凪間の続く航海は変化に乏しく
シトシトと雨の降り続く不快感に、ついつい退屈の虫もうごめき始める。
当たり前の事、普通の事が、実はつまらないと思うようになる。

さて、皆さんは今携わっている仕事に、やりがいと誇りを持っているだろうか?
何故、この仕事を続けているのか。 
何故、この仕事を選んだのか。
もう一度出発点に戻って考えてみる事は大切なことだと思う。

思えば今日までの真直ぐな海の苦労は何であったのか。
両親を安心させ、家族を養い、子供たちに教育をして
ささやかでも暖かい家庭を持つ事が出来たのは
船乗りとしての仕事を通して、自分が頑張ってきたからに他ならない。

ところが、誇りを持ったはずの自分の足跡も、いつしか様々なしがらみの中に
塵(チリ)も埃も溜まってくるに違いない。
溜まった埃で足跡が消されていけば、またその後の進路も迷いで曇るものである。
目的や希望と言うものは、長い人生の道のりの中に
ある日突然に方向や価値を見失いがちになる。
それは希望という光は、外に輝くものではなくて
心の内側に存在するからであり、迷う日、耐え難い日
様々な試練を乗り越える過程に、知らず知らず輝きを失うからではないだろうか。
船乗りと言う職業は、難所や暗礁を交わす転舵も、その条件は同じである。
時には転舵して方向を変える事は、同時に風景も視点も変えることである。

生きるという目的港は一つ。
迷い始めたら、もう一度歩んできた自分の航海日誌を辿ればよい。
何故船に乗ったのか、そこには出発港から目的港までの進路が記されている。
育て支えた家族は自分の足跡。
ゼロからスタートして今、自分の家庭を振り返るとき
そこには膨大な労力を費やして育んだ家庭が存在している。
その事実こそ、今、自分が選んだ職業の上にあるのだと思うべきである。

この海原に汗したお陰で家族を養い、独立した家を建て
男一人の人生が成り立ったってきた事実。
この人生、この仕事に大きな誇りを持つべきである。
海の男は、波間に輝きを取り戻して、充実した明日が見えてくるに違いない。



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