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Blog/2018-05-07

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辛い日々も 笑える日々に繋がっている

若葉が照り輝く5月の季節、お陰様で長い連休中
各船は何事も無く無事に過ごす事が出来ました。
船舶管理会社と言う名目で組織されている私達の仕事は
大よそ人の苦情を聞いたり、または乗組員の組み合わせを考えたり
人のお世話をする会社でもある。 
休日中にはそのような困りごともなく、再びこのページで皆さんとお目に掛かれることは
大いなる歓びの日となる。

連休中、5/1の通信にもあった、「音戸瀬戸」への無理な航行は
他社のことながら何度かは無事に通航ができたのであったが
ヒヤリを繰り返す無謀な通航には、大潮の逆潮というハンディーを逃れることはできなかった。 
解放された狭水道ではあるが、備えの不備には危険極まりない水門へと変貌をみせる。
このような心構えの不備は例外なく、事故の種となりやすい。
 
日々、マンネリにならない心構え。
ついつい無計画な職場の性質に、工夫を織り交ぜながら私は訴え続ける。
皆さんの現場には、あってはならない無事故願望を一人一人の心に響かせる技は
まさに未熟な人間には至難中の至難である。

「 減速することは決められたことだけど、まっ、少しくらいならいいだろう 」
「 濃霧で視界は悪いが、船長への連絡は・・・もう少し後でいいか!とためらう 」
「 船が少ないから、少しの油断・よそ見は大丈夫だろうとする心の油断 」
「 燃料タンクは空っぽだから、今日の給油は余裕で木栓はいらない、省エネでいこう! 」
一歩外れたところに、言い訳の身勝手が様々に存在する。

しかし一旦発生した海難事故の当事者たるものの自尊心の傷。 
当事者になって始めてわかる惨めさと処罰の大きさ。
まさか自分がここまで責められるのか・・・
「 まさか自分はあんなことにはならない。自分だけは大丈夫! 」
根拠のない自信過剰。
それが過信である。

備讃瀬戸。
霧の季節は特に先を急がず、複数の見張りで脱出を心掛けるか、晴れるのを待つこと。
一人の自信過剰は、その船全体に迷惑の掛ける原因となる。
「 絶対大丈夫!! 」そんな「 自己過信 」は都合のいい自信に違いない。
迫った危険は待ってはくれない。
次は誰かがターゲット!
油断した者に、情け無用で手加減のない処罰が待つことだけは
間違いのない現実である。 
一度しかない人生、安全安心の心がけで生き抜くことが
海上輸送に携わる、海人本来の生き方である。
その時どきの気分に合わせて日々を生きれば、身勝手は気付かぬうちに身に染まってしまう。

世の中は安全の上に生かされている真を、安易に履き違えて、覚えてはならない!
規則を守り、その時その時を真面目に生きていれば
辛い日々も笑える日々にどこかで必ずつながっている。



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