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Blog/2018-05-14

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先手必勝 余裕の枠

私の子供の頃は遊んでばかりいて、夏休みの宿題には手を焼き
迫ってくる登校日の数日前によく駆け込み勉強をした記憶がある。
そんな時は、どうしても友達に宿題ノートを借りなければ、分からないことがあった。
それは、毎日が日記帳になっていて、その日の天気を書き込まなければならない箇所があった。

1ヶ月間の天気など貧乏で新聞も取れない時代
記憶することも調べることも、とても無理なことであった。
着実に積み重ねてその日その日の勉強をするように
学校もそんなところを考えて天気を付けさせたのだと思う。 
学校で罰を食うわけにもいかず、どうにもならないから、仲の良い友達にお願いして
宿題や天気を写させてもらったズルイ少年時代を、今も時々思い出す。
 
いつの時代にも几帳面に努力する人と、そうでない人が居た。
私はギリギリまで遊ぶずるいタイプの人であった。
一方、宿題をいつも借りた友達は、やはり勉強は非常に優秀であったから
私などと違って末は「 銀行マン 」となっていた。 
今でも彼とは親友の中で、2ヶ月に1度程度は便りのやり取りが続いている。

結局はずるくも良く遊んだ分だけ、私と彼の学力は次第に大きく差が生まれていった。
「 な~に、イザとなって頑張れば何とかなる! 」
そんな身勝手な性格は、結局は自滅していくものである。
この世は今も昔も変わることなく、努力した者が力を付けて大成してゆく。
宿題の丸写しはその場では罰も食わないまでも、やがて訪れる中間テストには
その空っぽの頭には、答えの欠片も用意されていない結末を迎えてしまう。 
遅れをとった勉強の苦い思い出は、社会に出てからは増々通用しなくなった苦い経験である。
 
乗組員の胃袋を賄う炊事は、飯炊き当時には味噌汁一つにしても
一足早く起きだして、まず煮干のダシ取りからはじめなければならない。 
冷蔵庫に担ぎ込む氷の固まりも先手必勝、早目の氷手配をしなければ
12人の食料は直ぐに腐ってしまう。

炊事がすめば操舵の当直は、15分前に船橋に入らなければならない。
常に先手・先手に着手することがルールであるから
先送りの性格は随分と先輩たちに叱られ続けたものである。
今時、船の仕事もまた同じである。
与えられた枠を一杯に使い切らないように、約束の時間があれば
常に10分早めの行動をとる。
入港スタンバイも然り。
 
途中ではどの様なアクシデントにも応えられる、余裕を持った時間の設定が大事である。
また気掛かりな仕事の部分があれば、先手必勝その場で手がけることで
自分に課せられた安全の枠は、大きく余裕で広がる。 
何事にも余裕を持って「 先行逃げ切り 」こそ
安全運航の基本になるのではないだろうか。



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