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Blog/2018-06-08

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誰かの為に 尽くしてこそ 良き仲間

日本列島は梅雨前線の影響を大きく受けて、目まぐるしく天気が動いている。
この時期には思わぬ海域で突然の濃霧に遭遇し
日ごろから心の準備が行き届かない船舶には
最も危険な条件に突入することになる。

私の知る限り、過去(30年間)には濃霧で4隻の衝突事故があり
2隻の沈没と2隻の船体大破の事故が今でも鮮明に記憶に焼き付いている。
それぞれの船舶は乗組員が一丸になって、この時期は海の天敵である
海霧と対峙しなければならない。

皆さんが頑張っている海洋の職場ほど、結束力の求められる職場は少ないと思う。
4人~5人で構成するクルーでは、ただの一人といえども
無駄で余裕のある職員は存在しない。
一人の欠員、一人の身勝手は同時に4人への負担となって、運航には大きく困難をきたす。
当然、陸上のように臨戦態勢で救援・増員をするわけにもいかない職場である。
どこの職場も船長の指導の下に、一糸乱れぬ作業が進むことは最も望ましいものであるが
その様な組織作りもなかなか難しいのは、個々の持つ性格の不一致も大きく左右する。

「 自分はこう思うから、その様にして欲しい 」
「 こんなにしんどい事ばかりを押し付けて、やっていられない 」
「 なんで、こんなに時化ばかりを走るのか 」
「 入れ出しばかりが続く。掃除が大変だ 」

それぞれの要望ばかりを聞いていれば、人力の通じない自然界の脅威と試練は
乗越える事は出来ない。
中には身勝手な要望ばかりを突きつけるが、自分で解決する努力をしようとしない。
甘えの存在する場合も決して少なくはない。
少ない選りすぐった最小限度の定員制度の中には
互いに支えあわなければ成り立たないことが多い。

「 安全 」という得体の知れない大きな目標には
数字のように割り切れるものは何もない。
誰かが注意して、誰かが直して、気がついたものが支えていかなければ
5人と言う最少人数の職場を維持していくことは難しい。
一つの船、その職場には協力と言う力を失ったなら
それはもう職域とはいえない、単なる怠慢の住み着く危険そのものの巣窟に変わってしまう。
 
お互いが誰かのために尽くしてこそ、その職場は明るさが増す。
自分の得意なこと、小さな一歩でいいから、自分に出来ることで歩き続ける。
その姿勢こそ、人は共に手を差し伸べようとするものではないだろうか。
皆さんが目指す海難事故のない職場は、誰のためでもない
ここに勤める大勢の仲間のために、心の一致する職場であらんことを願い続ける。



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