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Blog/2018-06-21

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善と安全

「 安全は全てに優先する 」
現場を預かる担当者には、この言葉は耳にタコが出来るほどに
遣いまわしている言葉だと思う。
しかし、事実はなかなかその成果をあげることが困難であり
嘆かわしい災害は後を絶たないものである。
現実を顧みるとき、この重要な安全が乗組員の一人ひとりに
なぜ理解されないのか・・・
安全のどこが難しくて、どうしたら安全の抜本的な心得につながるのか、考えてみたい。

言葉の中には、善い行いをすることを、「 得を積む 」と言い
悪い行いを「 不徳の致すところ 」とも言う。
我々は「 善行を積重ねる事が、自分自身の幸福に繋がる 」と
道徳心として学びながら成長してきたはずである。 
道徳を説く言葉に学べば、私は「 善 」と言う言葉は
「 安全 」と置き換えてもなんら遜色のない一体の意味だと思う。

例えば上記にある「 善行を積み重ねる 」の言葉に置き換えれば
「 安全を積重ねる事は、自分自身の幸せに繋がる 」
「 安全を実行すれば、それは得を得ると言う事になる 」等など・・
善と安全は同じ語訳だと理解することが出来る。
もしこの世に「 安全 」を笑うものがいるとしたら、それは「 善 」を否定する悪であり
不道徳極まりない危険な思想と行動になる。

自分さえよければ・・・
自分さえ安全であれば・・・
そう思う行動には、支え合う「 人 」文字は成り立たない。
善を笑う者、それは恥を知らない獣〔 けもの 〕に違いないのである。

人間とは、道徳を守り羞恥心を有するものをいう。
なぜ人は衣服を着ているのであろうか。
それは、獣では無い「 恥ずかしいという心 」羞恥心があるから衣服で身を包むのである。
その羞恥心を失えば、それは人間ではなくて、人間の格好に似た「 獣 」に違いない。

そこで、皆さんの善なる心に問いかける。
※あなたの心構えは、恥ずかしいところはありませんか。
※あなたの職場は、安全の心構えが行き届いていますか。
※あなたの作業行動は、安全を遵守するために規律を守っていますか。

我が身を振り返り、我が職場を反省して、安全上は少しも恥ずかしいところがなければ
それは実に立派な心構えが浸透している事になる。
無災害、健康、明るさ、整理整頓、それらの心得は、教えられて守ることだけではない。
人間としての羞恥を心得て衣服をまとい、人として「 善 」の心得を
しっかり持つ人々の集まりであることが、一番望ましい職場である。

一刻一刻、一日一日、変化を刻む海の業。
人と人が分け合う善を重ねる事こそ、真の安全を誓う職場になるのではないだろうか。 



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