船舶管理から船員確保まで皆様のニーズにお答え致します

Blog/2018-07-02

Top / Blog / 2018-07-02

団結力は 秩序の中にある

台風7号の中心気圧は970hPa、中心付近の最大風速は30m/s。
この台風は、2日18時には奄美大島の西北西約240kmに達する見込み。
3日6時には五島市の南西約130kmに達するでしょう。
4日は日本海を北東に進む予定で、日本海・九州一円を航海する船舶への影響は必至です。
各船舶は十分に警戒心を持って安全運航を尽くしてください。

船舶は外洋に浮かび、過酷な自然の猛威を克服しながら
全員のリレーを繋いで安全輸送に徹する。
海に閉じ込められた職場にとって、最も重要な心構えがあるとしたら
私は次の言葉を選びたい。
「 乗組員の団結心 」
船長はその中心にあって、もっとも力の出せる方向にリーダシップを発揮するものである。
そこに船内の「 和 」と言う意思統一の言葉が多用される故である。
それでは、その団結心を醸成するためには何が必要なのであろうか? 
それとも何が「 和 」を妨げる要因になっているのであろうか? 
その問いかけには「 秩序 」と言う言葉が強く浮かんでくる。

「 秩序 」とは  
1.物事を行う場合の正しい順序と道筋。 
2.社会、集団などが望ましい状態を保つための順序やきまり。
をいう。

船員法に限定された、乗組員の数だけで運航する集団にとって
一人ひとりに課せられた役目は、それぞれが充分に就業してこそ成り立つものであり
決して無駄な人員は配置されていない。
つまり、乗組員として一人ひとりが充分に役目をはたすために
集団の中では秩序をまもり、望ましい状態を保つ事が必須の条件である。

ところが、当直時間は遅れて守れない・お酒は呑みすぎる
身体の不調と技術力の不足・協調性のない身勝手・仕事嫌い・船内の決め事を守らない・・・
など等、秩序を乱す性格は様々に存在するから厄介である。
私たちが面接をした場合の採用条件があるとしたら、人選に注目する条件とは
第一に健康と経歴ではあるが、その次に注目する事柄は「 秩序 」を重視する人柄である。

我儘な人を送り込めば、その職場ではたちどころに秩序が乱れ始めるものであり
その状況で濃霧などの航海に突入すれば、秩序の乱れはそのまま不安な航海へと
繋がるものである。
人生も仕事も航海も、安全遵守のためには変えてはならない鉄則がある。
確かな方向性に沿って5人のメンバーが力を団結し
正しいバトンリレーを繰り返さなければならない。
そのためにはその職場や会社で決められた安全指針を守ることこそ
大切な「 秩序の遵守 」である。

船長は指導者として、空高く見下ろす鳥の目を持ち
正しい配置が常に読める人であって欲しい。
鳥の目を持つことでどこへ飛んでゆけばよいのか
千里先の行く手が見通せる期待を寄せたい、安全航海への願望である。
「秩序の番人」こそ、偉大なる船長そのものではないだろうか。



a:37 t:1 y:0



コメント


認証コード(0965)

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional