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Blog/2018-07-11

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故郷の山に立ちて

三原駅に降り立ち、潮の香りのする南へ5分ほど歩くと、そこはもう三原港。
まぶしい瀬戸内の青い海と干拓地の工場の向こう側に、ひと際、濃緑の山が見える。
この山が、標高311mの筆影山である。 
山頂より、眼下に点在する大小の島々の美しさは瀬戸内海随一と言われ
晴れ渡った日には瀬戸の海を飛び越えて、遠き彼方、四国までを見渡すこともできる。

瀬戸を繋ぐ尾道大橋を渡れば向島~因島~大三島へと続き
島なみがそれぞれ特徴のある美しい大橋で結ばれている。
キラキラと輝く潮路は、ゆったりと流れる大河のごとき彩を見せて
何事にも競わず、ただ流れるままに身を任せていずこへと時を移す。
私は休日には時々ここを訪れて、気持ちを休めることが好きである。

大小の島々の美しさは、瀬戸内海随一の景観を見せるばかりでなく
山から海を見て深呼吸をすれば、なぜか空に浮かんでいる雲のように
ゆったりとした気分になれる。
小型船は、まるで潮の流れに漂っているように緩やかに動き
美しいままに時は静止しているような思いになる。 
大宇宙の下、小さな悩み事などは霧散して、晴々とした気持ちになれるから不思議である。

人はそれぞれが何かに悩みながら責任感に縛られ、日々の生活が過ぎていく。
生きるという事は突き詰めて考えれば、試練の連続であるかもしれない。 
「 仕事の悩み 」「 家族の悩み 」「 健康への悩み 」「 友人との悩み 」「彼女との悩み」
この世には悩みのない人などただ一人も存在しないに違いない。 
「 どうすればよいのか・・ ・」
逆境に陥った辛さや苦しさ、孤独感や疎外感にさいなまれている時は
決して投げ捨ててはならない。 
それは天からの知恵の光を浴びているときである。 

人生の逆境などは、その渦中にいればその状況が永遠に続きはしないかという不安感が膨らみ
何とか凌ごうとする気力さえも、時には萎えてしまうときもあろう。
しかし「 逆境の壁を乗越えれば、その壁が今度は自らを守る盾になる 」と言う諺がある。 
苦しいことを乗越えれば、仕事の喜びや誇りにつながり
自分自身の成長をしっかり掴むことができる。
そして、今度はその知恵が自らを守るちからになる。
その様な意味だと思う。

三原の筆影山は、眼下に瀬戸の島々をならべる雄大な風景を見せて
明日に挑む希望を与えてくれる故郷の名山である。



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