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Blog/2018-08-07

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身を捨てて守った 親鳥の愛情

台風13号は強い勢力を保ったまま、明日(8日)にかけて強い勢力を保ったまま
伊豆諸島に接近の見込みです。
海上は大しけになるため関東近海に接近する各船は十分に警戒が必要です。
早めの安全対策を取りましょう。

会社にとって、皆さんの一人ひとりは、なくてはならない乗組員である。
同時に家族にとっても皆さんは大事な大黒柱に違いない。 
お互いが1度限り、繰り返すことの出来ない人生を送っているのは毎日が真実である。 
大事な命を労働災害で失い、また、ならぬ不心得で損なう、はかり知れない不幸。 
その不幸を裏側とするならば、人生の正面には最上の幸せという目的が見えてくる。
道徳的な考え方ではあるが、禅の心得では人生の求めるべき姿を次のように述べている。

その一
父と母に孝養をつくし、妻と子供をたすけ養い、真面目に仕事に取組むこと。
その二
悪事を嫌い、深酒を制し、得行をおろそかにしないこと。
その三
尊敬と謙遜と満足と感謝を胸に刻むこと。

これぞ「 幸福 」の山へ登るための、人生の歩むべきルールに間違いはない。
これ等を実現するために欠かす事の出来ない基本に
「 安全と健康 」を守るテーマが共存する。

話をここまで進めたところで、私の頭にふと浮かんだ雛鳥〔 ひなどり 〕の
小さな生命を守ろうとする親鳥、そして優しい植木屋さんの人柄が
滲み出る想い出がよみがえってきた。
それは、我家の庭の剪定をいつもお願いする植木屋さんの深い気づかいの話。

会社から帰って綺麗になった庭を見たところ
樫ノ木の天辺だけが刈り残された、変な植木の剪定に気づいた。 
何であんなところがこんもりと刈り残されているのかと妻に尋ねた。
「 お父さん、それがね~、樫ノ木の天辺には小鳥が巣をしているらしいの。 
  それで植木屋さんが言うには、覗いてみれば自分を親だと思って
  雛が3匹、口を一杯に開けてさえずっていた。
  剪定のためとはいえ可哀想でその巣を取り除く事は私には出来ない。 
  だから今日はここまでで勘弁してくれって言うのよ。
  小鳥が巣立ったら必ず仕上げに来ます。」
と、帰ったという。
私はその話を聞いて、心の中にフッと微笑ましい風が通り抜け爽やかな気分になった。

剪定をやり残したままで、それから15日が過ぎていった。 
私が帰宅してみると、初めてお目にかかる小鳥が3匹、庭で飛び立つ訓練を
しきりに繰り返しているではないか。 
私は思わず綺麗な姿に見とれて近寄ったとき
小鳥たちと私の間を割って飛来した親鳥が突然現れた。 
そしてビックリした事に、私の前で片方の羽だけを広げて
いかにも羽を痛めたように傾いてよろよろと歩く素振りを見せたのである。

親鳥が小鳥を守るために、自らを犠牲にした必死の演技を見せた。 
私はこの演技には魅せられた。
野鳥でさえ見せる必死の親の愛情。 
我が腹で暖めた雛鳥がせめて飛び立つまで、必死に無事を祈る踊りの凄さに
圧倒されたのである。  

その一
「 父と母に孝養をつくし、妻と子供をたすけ養い、真面目に仕事に取組むこと 」

この世に生を受けて生きていく以上、命の全ては守り守られ
安全を尊ばなければならない事を、小鳥さえ教えているではないか。
そんな思いの我家の庭に展開した情景が心に強く残った。
「 ハクセキレイ 」という白色に黒しまの野鳥は
その翌日、我家の庭を親子が揃って、幸せに飛び立っていった。

その二 
間もなく植木屋さんは、律儀にやり残した剪定を約束通りに仕上げに訪れた。

その三  
私は満足と感謝を深く胸に刻んだ。



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