船舶管理から船員確保まで皆様のニーズにお答え致します

Blog/2018-09-04

Top / Blog / 2018-09-04

安全色 ・ 危険色

台風21号は最強勢力で今日の昼前後に四国から紀伊半島にかなり接近、上陸する見込み。
台風はこのあと速度をあげるため、急に風と雨が強まる見込み。
西日本と東日本を中心に暴風や高波、大雨に厳重な警戒が必要。 
台風中心が通過する阪神近郊の各船舶は特別警戒を強いて
双錨泊及び当直打ち合わせを済ませ、走錨に備えましょう。
また、他船の走錨による衝突も考えられます。
近習の船舶に対しては汽笛を準備して、十分に備えて下さい。

問答で「 安全とは如何なことか 」と、質問されたならば
私は迷わず「 常識の適用 」と答える。 
何故なら、大抵の安全とは「 念には念を入れよ 」と言う言葉に沿えば
殆どの作業行動の安全は全うできる。
「 念 」の一字を分析すれば、今の心を固くとめおくと理解でき
「 念には念を入れよ 」と言う言葉を言い換えれば
「 注意のうえにも注意せよ 」と同じ解釈につながる。

「 注意のうえにも注意せよ 」とは、いかなる作業や行動であっても
それは徹底した常識の範囲を言い表している。 
しかし、「 注意を徹底 」するという言葉は、簡単に理解できるようで
実際の事故例を調べてみると意外と難しいことが良く分かる。
人間は、「 頭の中にあるもの 」に対してしか注意は払えない。
そして「 頭の中にあるもの 」と状況に沿う「 ものそのもの 」は
必ずしも同じではないことが多い。

事故や災害の原因を探求していく過程で、どうしてそんなことを考えたのか理解できない。
或いはどうしてそのような事をしてしまったのか分からない、という事例が多くでくる。
そこには、さまざまな要因がその人の心を覆っていて
ミスを誘うような条件を作り出しているのであり
その原因が本人の不注意と言う事で、片付けられていることが多い。

例えば、輻輳する海域に突入すれば、もっとも機敏に動き
細心の注意が必要なときに、その人の脳裏には心配事が沢山存在していたり
あるいは恋人のことが頭を埋め尽くしていれば、その時必要な注意力は半減してしまう。 
つまり、頭の中にある適用外の映像が、そのとき必要な注意力を
オブラートに包んでしまう現象が起きる。

「 安全遵守とは徹底した常識の適用にある 」
つまり、常識を外れた範囲には危険があり、日常の常識行動の中にこ
安全の垣根が存在していることになる。 
生活の乱れた人、心配ごとの多い人、酒量の適量を損なう人
心に巣食う非常識な生活習慣こそ、事故災害の根源になるのではないだろうか。
何故なら、もっとも常識的で几帳面な人には
海難事故はほとんど発生していない実例が、正しさを証明している。
人の全ての行為は、心の習慣になってその人を染めてゆく。
常識のある人は安全色に染まり、非常識な生活態度の人は
危険色に染まっているに違いなかろう。



a:42 t:2 y:2



コメント


認証コード(3178)

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional