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Blog/2018-09-28

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憂うほど 心に膨らむ 注意力

またもや週末には台風騒動が始まりそうな現実。
私たちの周辺には沢山の事故や災害が存在する。
そしてそれは「 不注意という確認不足 」が原因がったり
「 注意力が足りなかった 」と言う結論に終わることが多い。 
この度「 某船舶 」を訪船して実施した安全会議は
主にその「 注意力と確認不足 」をとりあげて話を進めた。

新聞などマスコミでは、なにか事故や災害があれば
「 注意義務違反 」「 確認を怠った運航上の過失 」という表現によく出会う。 
本日このページには「 注意 」の反対である「 不注意 」について着目してみたい。
諺にも「 念には念を入れよ 」「 石橋を叩いて渡る 」「 急いては事を仕損じる 」
と言う言葉がある。
ここにもその意味の中には「 注意 」が巧みに表現されている。

「 注意力が不足している 」
その「 力 」とはどんな力を言うのであろうか?
脚には脚力があり、腕には腕力があり、能力・持久力・表現力など
人間の能力の中には様々な力の種類が存在する。
「 注意力 」とは「 状況をよく分析して正確に対応できる能力 」と解する事が出来る。

それではその「 注意力 」はどのようにしたら備わるのであろうか。
私たちは生まれた時から両親に「 あれはしてはいけない・・これはこうしなければならない 」と
常に注意する事を教えられて育ってきた。
そして今、周囲を見つめてみれば、日常生活の行動の範囲はすべてが
「 注意 」の連鎖であり、階段の上り下りさえ、生命を守る注意が必要である事に気がつく。
 
つまり生活も仕事も行動の全ては、注意して生きることであり
その注意はあまりに身近に常態化していると考えられる。 
しかし、注意にも1級の注意と、2級の注意と何段階にも分けられることが分かる。
私たちの職務はその中でも特別の注意力が必要であり
船舶の離接岸や入出港などの大きな動きの中では、細心の注意力が必要なランクに入る。

1級の注意力が必要なランクに、打合せもなく普段の生活意識で挑めば
その注意力の差は唖然とした結論に陥るのではないだろうか。
私の思う「 注意力 」を養う対策とは「 目の先・明日には何があるか分からない 」
常に「 用心の服 」を一枚余分にまとうことだと思う。
何故なら、私は常に23隻の動向を憂い続けて「 不安と注意 」が
心に山積みになって膨らんでいる。

朝のメッセージに「 注意・確認 」と「 気配り」をこれほど書き続ければ
「 注意力 」は爆発するほどに溜まっている力になる。 
皆さんの船舶、それぞれに力の差があるとしたら、それはもしかしたら
「 注意力 」の差を言うのではないだろうか。
間違っても「 磯際で船を割る 」ことのないように
広島シッピング乗組員として1級の注意力を日々心がけたいものである。



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