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Blog/2018-10-03

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一筋の航跡

「 信じた道を真直ぐに歩き続けたい。 」
一昔前はあり余った労働力であったものが、日本全体が高齢化に傾斜し始めると
若者を育てる事を怠った内航海運業は、深刻な船員不足の時代に陥ろうとしている。 
現在は何とか60代・70代の人達が頑張って支える一面、管理事業者としては
性質上、若者達を育てなければ行く末は事業バランスも保てなくなる。 

そんなことで、一年計画で幾人かの若者を現場で育ててはいるが
果たしてこれも一人前になってからの定着率はあまり期待が持てない現状である。
その中のある若者に聞いてみた。

「 船に乗ってどうですか?勤まりそうですか?想像した通りでしょうか? 」

するとこんな答えが返ってきた。
「 何もかにもが大変です。想像した以上に大変で、何から習っていったらよいのか
  船の仕事は自分の炊事もあって、一から習うことばかりです。
  しかし、陸上の仕事を辞めてこの仕事に入ったのですから頑張ります。 」
と心強い回答であった。

まるで、私が船に乗り始めの昔を、今、間近に思い出す答えがそこにあった。
どのような仕事であっても一人前になるために、何年も年月はかかる。
昔から今に伝えられる言葉に「 船乗りは3年見習いを積んでやっと一人前になる 」
数ヶ月や1年2年で完璧に出来る仕事など、どこの世界にも見当たらない。
 
「 自分には力がないから、まわりの人にはついていけない 」
そう思ってしまうのは、まわりの人と自分を比較するところから始まる。 
社会は他人と自分を比較することで成り立つ相対的なものである以上
それも仕方ない事なのかもしれない。 
しかしどんなに焦っても、現実には20年以上の経験を持つ
この道のベテランと比較してはならない。
 
よし!自分も船長/機関長を目標にして今の仕事を一生懸命に覚えよう。
わき目も振らないで、今与えられた仕事を集中して頑張ろう。
そのように思えばよいのではないだろうか。
まずは船に慣れ、波に慣れ、共同生活に慣れる。
それが海の第一歩の仕事である。 
日々を学びの場として覚える事に集中する。
そしてしかるべき時期が訪れたら、経験を頼りにさらに上級の資格取得に頑張る。

目的を持って仕事にいどみ、覚えるためには、辛くとも朝目覚めたときに
今日も頑張ろうと思うことが大切である。
自分が選んだ道、どんなに迷うとも、くじけそうになろうとも
わき目も振らず頑張らなければならない。 
人間国宝になった職人さんが語った。 
「 私は初めから人間国宝を目指したわけではなかった。
  毎日一生懸命に仕事をして、それを60年間続けていたら
  知らないうちに人間国宝にされていたのです 」・・と。

迷う必要は無い。 
続けることが、成功への近道に続く。
迷わず頑張れ!海の道、今はカメ歩行でも良い。 
歩き続ける事がなによりも大切である。



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