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Blog/2018-10-10

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天命と天職

私は昔、兄のお下がりの勉強机を使わせて貰っていた。
机の上はキズだらけで落書きも沢山染み付いていた。 
机の右端にはナイフで削りこんだ「 努力は天才に勝る 」と明言が刻まれていた。 
その名言は何故かその後の私の人生には、なくてはならない座右の銘として
今も心に刻まれ続けている。

私にとって兄への想い出が一番強く残る、椅子付きの机であった。
兄は、一家を養うために若いときから船に乗り、随分と苦労を重ねた父親的な存在に近かった。
そのため、殆ど家に帰ると言う事もなく、私とは12歳も違う歳の差で
兄・弟として一緒に遊んだ想い出は何も無かった。

今は亡き兄との想い出と言えば、机に刻まれた名言が一番印象深く
ささやかなる兄・弟は縁の薄い絆であった気がする。 
それだけに胸に焼き付いた「 努力は天才に勝る 」言葉を、私は常に心掛けてきたものが
残念ながら未だに名言に勝る成長などは足元にも及ばない。〔 笑 〕

畑に大根のタネをまいたら、大根が出来る。
コスモスのタネをまけば、コスモスの花が咲く。
まいたタネに応じた野菜や花が咲くのは当たり前である。 
しかし、何事も出来ないことをあっさりとあきらめてしまわず
努力のタネをコツコツまけば、自分と言う畑にも努力の花が一輪二輪と咲くに違いない。
どんな場合もタネをまかなければ、芽も出ないし花も咲かない。
私は両親に恵まれなかった分、薄いえにしの中に、「 努力 」と言う
大切なものを頂いたように感じている。 

似たような話、昨日私の親友から届いたお便りには、次のような有難い言葉が書かれていた。

「 地球全体での異常気象の中で、世間では海難事故はひっきりなしに発生していますが
  安っさんの管理船においては23隻が依然として安全を続けている様子。
  乗組全員の自覚浸透に依るものと見受けられ、何よりと安堵しております。
  会社経営も社員教育も、究極の目標点は本人は勿論、家族の健康と幸せの追求が本分です。
  息を抜くこと・・手を休めることは出来ない大変な使命ですが
  体力・気力を自分自身で十分に養いながら、お互い努めていきましょう。 
  この年になっては今努力していること、それが、天命・天職として
  授かったものとして、自覚すべきではないでしょうか。」
友の便りより抜粋。

何と有り難い親友の達観した励ましの言葉だと思った。
人の運命は頑張って入れば必ず良い方向へと風向きは変わるに違いない。 
北の風の後には、必ず暖かい南の風が吹く・・・。



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