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Blog/2018-11-08

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親切の押売り

親切は与えるものではない。
人が感じるものである 。
この前、妻の友達・婦人方のおしゃべりを聞くともなしに
耳にしていた、とても面白い話題。
ある婦人の話に、「 人に物をあげるのが、とても好きだ! 」と言う人が居た。 
私はその人に言ってやったのよ。
「 あんたね、人にむやみに物をあげたり、親切を押し売りしてはいけないものよ 」
「 それは何で? 」
一人が尋ねた。

この前、雨の降る日に田舎のバス停で、腰の曲がったお婆さんが
バスを待っていたと言う。
通りかかった主人は寒そうに腰をかがめて待つ老婆を見て
行道は一本道で同じ方向だから通り過ぎるのも気の毒だと思い、車を止めた。
「 お婆さん、何処まで行くのですか?同じ方向だし雨が降っているから
  良かったら乗って行きませんか? 」
と、親切心に乗車してくるものと思っていたら、お婆さん曰く
「 ありがたいことですが、バスなら100円の運賃で済みます。
  車に乗せてもらっても、私にはお礼のお金がありません。 
  私はバスを待ちます。親切にありがとう・・ 」
と、体裁よく断られたという。

 私は主人に言ってやったのよ。
「 自分では親切だと思っていても、勝手に親切心を押し付けることは親切とは言わない。 
  自分勝手というものよ。
  他所のお婆さんを親切にするくらいならもっと私に優しくして欲しい 」とね。
歯に衣着せぬ百戦練磨のオバタリアン達。
見事な切り口に、私はう~むと唸った。

人は誰でも、自分が中心だという視点につきやすい。
自分が歓ぶと思うことは、相手も勝手に歓ぶと思いこんでしまいやすい。 
気がつけば親切の押し売りをしていることも否めない。
つまり自己満足のために、親切心を押し売りしていることが多い。 
人様に、これ食べて。
これ余っているから使って。
先回りする親切心、その原点は「 人の役に立ちたい 」と思うところから
始まるのではないだろうか。

「 人の役に立つ 」こととは不公平を嫌い、正しい意識のもとに尽くすことであり
何よりも「 人に迷惑をかけない自立 」でなくてはならない。
間違っても人に物を与えて鼓舞することではない。
私は賢婦人たちの話の中に、諭された思いであった。 
自分の人生を人に迷惑をかけないで、シッカリと歩いていくことが
つまり人の役に立つ親切につながるのではないだろうか。



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