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Blog/2018-11-28

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段取り・手順・打合せ

日本には「 危ないことは怪我のうち 」「火中の栗を拾う」という諺がある。
危険なことは怪我のもとであるから、初めから近づかないほうがよいという意味である。

よく考えれば「 危ないこと 」は怪我をする可能性が多いことであって
まだ怪我として実現させられたものではない。
しかし、すでに怪我をしてしまった後では、いくら用心したところで
何にもならないから、用心しなさい。と怪我に似た注意を促している訳である。

似た諺には 「 君子あやうきに近寄らず 」 
「 賢人は危うきを見ず 」 「 転ばぬ先の杖 」などがある。 
皆さんの海上における職場では作業時間は常に一定せず
艙内掃除や整理は、揚げ荷役が遅れて深夜に実施される場合も多い。 
さらに夜間の入出港や停泊時の甲板保護作業などを含めて
非常に幅広い作業の種別が存在する。

そのために一定の作業基準を定めていても、作業の種類・時間・工程も
そのときの状況は規準化することはきわめて難しい内容である。 
いずれの職場よりも怪我などの確率が非常に高いことも
そのような不規則な労働の中に発生しやすい環境であるといわざるを得ない。
ある職場の参考に出来る安全運動には、次のような項目が提示されていたので紹介する。

「 方・位・確・知・運動 」

〔 方 〕方法
リーダは誰か/作業方法と手順は/2人以上の作業か/リーダは何をなすべきか
〔 位 〕位置
一人ひとりの作業位置は/分担は/手足や身体の位置は目配りは
〔 確 〕確認
連絡と合図は/作業と各自の確認/機械作業の動きなどの確認
〔 知 〕危険予知と対策
考えられる危険/その対策は

「 方位確知 」運動は、ドックの朝礼には多く実施されている、手順打合せの項目である。

皆さんの職場にも、入出港や当日の甲板作業などの打合せで
ミーティング手順として採用すれば、作業の目的や手順がよく理解でき
それぞれの注意点がシッカリ確立された、効率のよい作業が
安全に進んでいくのではないだろうか。
職人の現場にも「 段取り八分 」と言う諺がある。
「 段取り半分 」と言う場合も有るが、いずれも段取りをしっかりしていれば
その仕事はうまくいくという意味である。 
似た言葉に「 手筈〔 てはず 〕 」がある。
 
職人の世界では物を作る方法を考え、必要な道具を工夫することの出来る人を
「手筈の出来る人」と言い、無駄なく効率的に仕事を進める能力を備えているからこそ
「棟梁」と崇められてきた技術者の長である。 
どんな場合も「 用意周到 」危険を克服して落ち度のない作業を進める要は「
段取り・手順・打合せ 」に違いない、安全作業の出発点になるのではないだろうか。



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