船舶管理から船員確保まで皆様のニーズにお答え致します

Blog/2018-12-03

Top / Blog / 2018-12-03

健康・船乗り みな感謝

師走に入り、時間は晦日に向かって更に加速し続ける。
「 時間は余っても、生きがいの無い人生は最も寂しい 」
毎日毎日忙しく時間が通り過ぎていく。
今年が始まったのは、ついこの前だと思ったものが、猛暑の夏が行き
短い秋の日は瞬く間に暮れて、晩秋から初冬へと衣替えが進む。 
人生の時間なんて、怠けていれば新幹線より早い時間で通り過ぎてゆく気がする。

私ごときの年齢にさしかかると、去り行く時間は切実な思いで
未練がまとわりついてくるものである。時は帰らず・・・。 
そのような同年齢、近所の人々との会話には、次のような話が続く。

私「 毎日が日曜日の人はいいね。余る時間は何でもできる。実に羨ましいよ。 」

「 旗手さん、何を間違った事を言っとるの・・。 」
「 男が仕事を失ったら、亭主の席と同時に男を失ったのと同じだよ。 」

私「 でもね~、見ていても気楽そうで、余る時間はたっぷりあって
一日が全部自分の時間だから愚痴ることはないと思うけど。 」

「 あのね~、時間がたっぷりあるのは、出かけるお金が無いと言うことだよ。 
時間はあっても懐が寂しければ、ただの粗大ゴミと一緒だよ。
ぶらぶら無意味に身体を持て余すことは実に辛いものだ・・。 」

そして、ある奥さんの話。
「 内の主人はどこにも行かないで一日中家にゴロゴロして居るから
  代わりに、私が習いごとで仕方なしに家から出ている」という。
習い事は、フラダンス・プール・ヨガ教室・パソコン教室・詩吟・太極拳
夕方になったら食事の用意をして、会話の無いまま食べたら
別々の部屋でテレビを観て眠る。
そんな一日が黙々と続いているそうな。

人は生きている限り目的や生きがいがないと、残された人生は寂しい限りである。 
その点、乗組員の皆さんは60歳を過ぎれば、働くもよし!定年するもよし!で
老後の選択肢があることは、なんと素晴らしいことではないだろうか。 
広島シッピングに働く多くの高齢者の皆さんは、自分の自由意思で
技術を売り物にすることが出来る。

陸上ではそのような贅沢な職業は、なかなか見つからない。 
現在働いている皆さんも、一度は定年をされて自由な時間を得たようで
面接で伺う話では大抵の方たちが「 一旦は定年で遊んでみたが
有り余る時間を遊びだけに埋める事は出来ない。 
次第に妻との会話もなくなり、むしろ家庭に帰って孤独になってしまった。 
こんな事では人間がだめになるから、もう一度頑張れるところがあるなら
働けるだけ働きたい。 」
どうやら思った理想と現実は、大きな食い違いのあることが分かってくる。

働いてお金を得る。
そこだけの現実に走れば、人生は寂しい。 
健康であり今まで自分で培った技術が生きてきたからこそ
社会に必要とされる喜びが生まれてくるのではないだろうか。 
賃金はその後についてくるものであり、まず感じなければならないのは
働いてやるという意識ではなくて、恵まれた現実に感謝がなければならない。

有り難い!嬉しいと思えば犬でさえも感謝で尻尾を振り続けて表現する。
大企業で働いた人達が、定年になれば粗大ごみのように捨てられる社会構造の中で
船舶に70歳まで働ける皆さんの職場は、素晴らしい職場ではないだろうか。
私を含めて「 感謝 」は忘れてはならない老後の大事なエチケットである。



a:25 t:1 y:1



コメント


認証コード(6500)

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional