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Blog/2018-12-20

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郷に入れば 郷に従う

年の瀬の街を行く人々は、黒っぽい厚手の服を着て
どこか足取りも慌ただしげに通り過ぎて行く。
やがて、街はクリスマスのイルミネーションが輝き、街は華やかさに浮かれ始める。

一方、この時季・皆さんの「 安全運航 」は微動だもせず、各船舶は順調に稼働を続けている。
今年を象徴する漢字一字は「災」であったが「 天晴れ! 」
皆さんには無事故で順調な運航が続いていることは嬉しい日々である。

今日もまた年相応、昔話から・・
その昔、我家は貧しいにためか、家を長い間留守にする兄の仕事ぶりを見ていると
船乗りだけはなりたくないと、幼いなりに船という職業の価値を低く見ていた。
職業に貴賎は無いと知っていても、世間知らずの幼さは
陸上勤務の格好良い仕事につきたいと、身勝手なことを考えていた。

やがて社会に出て間違った捉え方は「 身の程を知らず 」とはこのことを言うものか
嫌と言うほど重ねる失敗が続きに、社会の厳しさを思い知ることになってしまった。
その失敗で学んだ事は、仕事のその目的の第一とするところは
「 食べる為に働く 」という一番身近で大切な条件を忘れてはならないことであった。

学歴もない若輩者が田舎から上京して、職業の貴賎を言う前に
まず我が身一人が食べられるようになるまでが、大変なことだと思い知らされたのである。
人生を甘く見れば、この仕事は嫌だ!身体がきつい!と、愚痴はたくさん出るが
「 生活するために働く 」という、いたって当たり前のことを軽視しているから
愚痴になり途中投げをしてしまう。

私は仕方なく、都落ちの気持になって船に乗ったことが忘れられない。 
勘違いで嫌った職場は食べる心配もなく、乗船して以来
船乗りの仕事は嫌うことはなくなっていた。 
あれほど嫌だと思った仕事が、覚え始めてみれば仕事も生活も奥が深くて
時と共に面白さが芽生えて、自分にはむしろ合っている仕事であることがわかり始めていった。

何処の世界に生きても、苦労のない仕事は無い。 
どんな仕事でも「 目の前の仕事 」を真剣に取組むことで
今まで気がつかなかった別の風景が見えてくるものである。
例え行き詰まった者でも良い。
力の無い者でも良い。 
船の仕事は勉強して一段ずつ努力の階段を登っていくことが出来る。 
海の仕事が私には一番適していたのだと、素直に思うように変わっていった。
どんな仕事でも一生懸命と言う教科書があれば、人生は心豊かに生きていかれる。



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