船舶管理から船員確保まで皆様のニーズにお答え致します

Blog/2018-12-27

Top / Blog / 2018-12-27

今日を頑張るのは 明日を待つ準備

年の瀬のジングルベルが鳴りやみ、やがて除夜の鐘を待つ。
誰かがダジャレで言った「 間もなく除夜の鐘が鳴る。カルロス・ゴーン  笑 」
いつの時代にも、赤い服のサンタクロースを見れば心は楽しく懐かしい。

私が子供の頃、強烈なサンタクロースの思い出がある。
姉達がいつもションボリして元気のない私に、元気を出させるための
一計を案じたサンタの話がある。 
夕刻の事「 安ちゃん、ここに靴下を下げていたら、サンタクロースがやってきて
安ちゃんの欲しいと願った物が靴下の中にプレゼントしてくれるよ 」
「 そんな事は絶対に嘘だ! 」と言ったのだが、家には足袋はあっても
靴下なんてしゃれたものはなかった。

姉は細長い布袋を靴下に見立てて、障子の桟に押しピンで留めてくれた。
「 そんなことしても家にサンタなんか絶対に来ないよ!! 」
反発しながらも真剣に行動する姉達に、私は少しずつ信用し始めていた。
「 姉ちゃん、そんならサンタは何時来るん? 」
「 皆がグッスリ寝た頃に、誰にも見つからないように、こっそりやってくるんよ。
  それに靴下を下げていないと、入れ物が無いからプレゼントは置いていかないよ。 」

私は次第に機嫌を直して「 それじゃー今日は良い子になって早く寝るよー 」
一夜が明けかけた薄暗い時間。 
目覚まし代わりのニワトリたちが一斉に鳴き始めた「 コケコッコー 」
破れ障子から漏れる外の明かりを通して、布団から首だけ出した私の目は
下げた靴下らしき袋に釘付けになっていた。

「 姉ちゃん!! 靴下が膨れとるよ! 」
姉達は微笑みながら私に行ってみろと指差した。
私は信じられないながらも、恐る恐る靴下に近づいていった。
「うわー!!  姉ちゃん!ゴムのボールが入っとる 」
「 これが欲しかったのに、何でサンタさんが知っとったんじゃろう 」
私はその時から純粋にサンタクロースが本当に居る事を、何年も何年も純粋に信じていた。

毎日毎日、そのボールを塀に投げては受け取って遊んだ。 
思えば今の時代は、そんなささやかな夢は無くなった。
有り余る物と情報、遊び疲れるゲーム。
わたしの夢見た純粋な時代は、高度経済成長の波の中に消えていった。
時は流れ流れ、日本経済も人心も今や恵まれすぎて
幸か不幸か、不自由を忘れた黄昏の時代に立ち止まっているような気がする。

しかし、繁栄の後には繰り返して、苦しい時代の波が打ち寄せる予感も否定はできない。
サンタの靴下に目を丸くした純粋な時代は遠い昔の思い出か・・・
明日になればもういい日は来ないかもしれない。

乗組員の皆さんにとっては、いつの時代になっても大事な事は
せめて「 安全遵守 」「 健康遵守 」に徹して頑張れば巡る日々、
下げた靴下の中にささやかなボールが入る時は訪れるのだと思う。 
どんな場合でも人生は捨てたものではない。 
夜の明けない朝は無い。
夜が明けた時、いつでも立ち上がる事が出来る準備をするために
私達はどうしても、安全な日々を全うしなければならない。
来年を迎えるための年の瀬が行く。
誰もが今日も安全に徹して頑張ろう。



a:194 t:3 y:0



コメント


認証コード(2272)

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional