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Blog/2019-01-08

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努力を省くは 人生を省くに等しい

正月のお節料理が終われば、我が家の食卓にはカブ漬け・沢庵・白菜・生姜の蜜漬け
あっさりした漬物がならび、食欲を落さないよう七草の御粥に、気遣う様子がうかがえる。 
これがまためっぽう美味しくて、他のおかずがなくても食が進むから
ついつい食べ過ぎてしまう。

たかが漬物が何故そんなに美味しいのか? 
それは私と愚妻が畑を耕し、種を撒き、身体に汗して育てた野菜だからに違いない。
漬物はスーパーにもコンビニにも売ってはいるが、世の中に自分で栽培した野菜を漬物にして
自給自足するものほど美味しいものはない。

その他にはニンジン・セロリ・玉ねぎ・馬鈴薯・サトイモ等は
野菜庫に一冬分が保存してあるから、野菜を特別に購入する必要もなく
自分で育てた汗の結晶は、すべてのものが格別な甘味を感じるから不思議である。
つまりこれを自給自足・愛情たっぷりの隠し味と称する。
 
自給自足の野菜はなぜ味に変化が大きいのか? 
まずは自然のなかに足を踏み込んで、沢山の落ち葉をかき集め腐葉土とする。 
身体に汗して何度も土を掘り返していく。
土作りが出来たら石灰を撒きアルカリ度を上げて種まきの準備をする。 
やがて芽吹いた芽が二つ葉になり、四葉になる頃は害虫予防に少し消毒をする。
日照り続きには水を注ぎ、育つ形になるまで心をこめるという事は
つまり一つ一つの行為に「 命 」を吹き込んでいることに繋がる。

育って根っこが競〔 せ 〕りあがるごとに、今度は盛り土をしてやる。
育てるためのいかなる行為にも、無駄の一つも遊び心の一つも存在しない。
それが育てるという真剣な行為である。
だからこそ、心血注いだ愛情で食卓に飾られる完成品は、どこで作った野菜より
誰が漬けた漬物より、数倍も美味しいと実感が得られる。

自分の大切な時間を使って、汗した野菜には自分の心が生きて居り
苦労の味付けが「 命 」として宿っているのではないだろうか。
皆さんの乗船する大切な職場は船体である。
錆を落とし錆止めを塗りこみ、何度も上塗りをする行為は
私が畑を耕す行為に良く似ている。
時間をかければかけるほどに船体は船齢を蘇らせてゆく。
何事を成すにしても人生とは、時間を有効に労することが生きていることである。

つまり、何事にも時間を省き労力を省く事は
よりよき人生を省く事と同じではないだろうか。
仕事の後、更に時間をかけて、一杯のコーヒーをサイフォンで入れるほど
美味しいコーヒーにはめぐりあわないように、時間をかけることによって
人生の味わいも大きく生きてくるに違いない。



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