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Blog/2019-01-09

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優は劣によって際立つ

皆さんの職場は遥か彼方の海洋にあり、遠く家庭を離れた仕事は
気づかない間に心の内側に多くのストレスをためがちになる。 
やっと入港して停泊した一息、ひそんで気づかなかったストレスが動き始める。
今夜はゆっくり休める。
今夜は遅くまでテレビが見られる。
今夜は買い物もゆっくり出来る。
今夜は揺れないベッドでゆっくり眠れる。
久しぶりの開放感は、夕食を囲む一杯のお酒がいつもに増して美味しいものである。

昔話に花が咲き、一杯が二杯になり三杯目頃から愚痴が出始める。
堪〔 こら 〕えていたストレスは、言うつもりも無い愚痴に姿を変えて
動き始めるから不思議である。
つまりこれが「 酔ったときの約束事は、酔いが覚めるまでの約束 」と言う格言である。
これが思わぬ方向へ動くと船内不和がおきやすく、いわゆるもめ事の元にもなるから怖い。
 
お酒は「 百薬の長 」になり、時にして「 過ぎたるは災いの元 」にも変貌する。 
昔から、停泊中の酒に呑まれる失敗例を多く見てきたが
酔いがさめても船内の気まずさだけはいつまでも尾を引きやすい。
少ない乗り組みの仲間同士、お互いが大切な戦力である以上
お酒の魔力だけは余程に自制心を強く持たなければならない。 

チーム作りでは昔から良く使われる言葉に「 2-6-2の法則 」がある。 
職場で優秀なのは2割の人で、6割はふつうの人、残り2割は力が弱い集団の比率をあらわす。
これはある一面は実態に近いのだと思う。 
皆さんの職場にも乗組全員が優秀な人ばかりがそろっていれば、この上なく有り難いことである。
しかしここで勘違いをしてはならない。
2割を入れ替えれば、全部が上手くいくかと言えば必ずしもそうではないようである。
例え人を入れ替えても、またそこには新たなる「 2-6-2 」のグループが
出来上がるだけである。
 
どんな職場にも、優秀で率先してリードできる人がいれば
それとは別に、実力の出せないひ弱な人、性格の弱い人が存在する。 
そもそも人間社会の構成がそのようになっているのであるから
強いものが弱いものを引っ張り、引っ張られたものが
いざと言うときには支えてくれるのが、豊かなる職場の実相である。 

誰もが知る「 ユニクロ 」には5,000人の従業員がいて
社員の中に障害者雇用率は8%〔 400人 〕存在する。
障害者と一緒に働き労わり支えあう事で、人の優しさが生み出す新しい企画は
製品作りに大きな意義が生まれているという。 
足りないところを、優しさで埋めあう意味は、お互いの存在価値が
有形無形に存在するのではないだろうか。 
四面楚歌の小さな職場では、今日も支え合ってこそ
安全な人生航海は力強く歩みを続ける。



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