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Blog/2019-01-10

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短慮に走るな 河の水の如し緩やかに時を待て

どうしても、上手くことが運ばない・・・
何故か、出港すれば大時化が続く・・・
そんなときに限って荷崩れのしやすい積荷・・・
こんなときに限って日時が限定されている・・・
何もかにもが上手くいかない。
日々を一生懸命に頑張っても、報われない現実に怒りが溜まり、嫌悪感に陥ることがある。

しかし、困り果てた難事、歯を食い縛って乗越えたあと、時が過ぎてふり返ってみれば
いつしか自分が一回り大きくなっている自信を感じることはないだろうか。 
これを「 艱難〔 かんなん 〕汝〔 なんじ 〕を玉にする 」という。 
苦労や困難を乗り越えていくことによって、初めて物事の深みを知り
立派な人間になれるという意味である。

最近の新聞記事「いじめ」の問題について。
昨今の溺愛されて育てられた世代には、苦労もまた親が受け持ってくれた部分が多い。
いつも社会問題になる、小学生・中学生達のいじめには心が痛む。
体罰を受けた後、一夜にして自殺した問題。
自らが短慮に命を立つまでに発展してしまう悲劇は何故だろう・・・
体罰が激しかったとしても、そこで逆風に耐えられず自らの命を絶つことは
あまりに虚しくその性急さには、唖然とする結論ではないだろうか。 

この世に一つしかない自らの尊い生命を絶ってまで、苦しみを清算する前に
何か時間を稼ぐ事はできなかったのだろうか。
絶望の淵で共に佇む友はいなかったのか? 
産んで育ててくれた両親の胸に、飛び込む余地もなかったのか? 
昨今のいじめの問題は疑問ばかりで、虚しさだけが残ってしまう。

決して体罰を強要した先生や、いじめの生徒を擁護するつもりはないが
私の記憶する昔の先生は、本気で丸坊主頭にゲンコツを刷り込んだものであった。
しかし、境遇に恵まれない時代はすべてが貪欲であり
先生のゲンコツぐらいでは、ケロリとしていたように記憶している。
苦しいことや辛いことを避けて、人生楽しければそれでよし
という考え方はあるかもしれない。
だが、一度きりの人生・・これだと決めた方向に向かって苦難を乗り越え
ようやくたどり着いたところに、本当の生きる歓びがあるのではないだろうか。

誰もが、人生の道々には幾度となく困難に突き当たる。 
故に逆境にある時は性急に結論を急がずじっと耐えていれば
必ず別の風が変化を運んでくる。 
短慮に走らず、流れに任せて時間を稼ぎ、河の水と同じにしてゆっくり流れていくのが良い。
「 水は流れて心競わず 」
時はいつしか心の病を解き放ち、春を恵んでくれるに違いない。



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