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Blog/2019-01-29

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人にも 船にも 生命あり

怪我や災害は、人の運命を変えてしまうほどの決定力を持っている。
災害や海難事故の多くは、心身を元に戻さない傷痕を残す。 
過ちであれ、不注意であれ、そのために残った傷は一生背負う重みであり
安全を笑う者ほど愚かな行為はない。

人はいかなる状況も如何なるときも、安全であることの尊さや感謝を忘れてはならない。
不幸な事故は、今日も間違いなくどこかの海上で発生している。
その被害者は今も後を絶たない。
それらの多くは人災に起因する事が殆どであり、そのために人々は謙虚な姿勢で
常に学ばなければならない。

「 海難は技術やテクニック、経験以前の心の持ち方に多くの問題が潜む 」
それは今昔変わらない私の持論である。 
世の中の不幸の原因・その殆どは人間育成の基本にある。
強い心構えで育ち、心豊かな人間性を持つ人の職場には
事故も少なく能率の向上も豊かである。 
やはりここにも「 人間性 」と言うテーマが大きくクローズアップされてくる。 

海洋の職場に際立つ危険率を思う時「 安全と平穏の維持 」はいかに素晴らしく
恵まれた環境であるか、改めて感謝できる心持でなければならない。 
大きな縁があって乗船した船舶という職場、そしてそこに働く仲間達。
苦労を共に生きるために結ばれた、尊い縁ではないだろうか。

隔絶された海原に浮かび、自らの生命を守ってくれる船という職場。 
そこには人と船舶との運命共同体があり、お互いは持ちつ持たれつの共存である。 
職場である船への感謝は、そこで働く者がコツコツと手入れすることで
魂を入れて返すものだとも思える。
つまり運命を共にする職場には、自分自身がその中に生かされている。
そう思えば「 物を大切にする事は自分を大切にする事 」と同じ巡りあわせになる。

船舶は海水に浮かび、皆さんの生命を守るばかりか、膨大な貨物を積み込んで
物流に役立ち、そこに働く仲間に給料という糧をもたらせる。
船舶に命を守られるがゆえ、船の命は乗組員が守る。 
船は物であると同時に家である。

乗組は船に変わって思考する。 
お互いが持ちつ持たれつ悩みながら進む事を、「 生死輪転 」と言う。
船乗りは船を離れれば生きられない。
船は手入れが行き届かなければ朽ちて沈む。
「 相身互い 」大切にし感謝する事で、共に生を生み続けるものでなければならない。



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