船舶管理から船員確保まで皆様のニーズにお答え致します

Blog/2019-02-01

Top / Blog / 2019-02-01

想像の海は 恐怖に乏しい

「 梅一輪 一輪ほどの暖かさ 」
季節は2月に入り、気温変化は次第に「 三寒四温 」のリズムで動き始めている。
「 三寒四温 」冬のシベリア高気圧から吹き出す寒気が3日続いて
その後は暖かい日が4日続いき、また7日ぐらいの周期で寒い日に戻る。
ここから、後少し季節が進めば「 梅は咲いたが 桜はまだか・・ 」へと、
花の種類の表現も変化してくる。

冬季は2月時期が一番寒いと言われるとおり、外は雪が舞い散り、寒さもひとしおである。
この時期、日本列島を発達しながら次々通過する低気圧、油断できないのが
荷崩れや濡れ注などの心配事である。 
航海に気を使い・積荷に気を使い・入港時間の遅延にも気配りで神経は疲弊する。
私が余分な心配で時々電話したり、皆さんへの余剰な進言も
実は現状が見えない範囲から発するものである。 
心配と言うものはあくまで分かっているつもりは想像の中にあり
物事の本質は飛躍してしまうことが多い。 
いつも丁寧に動静メモ欄に詳しく記入してもらえる船舶には
分かりやすい現場の風景が浮かびあがって、正しく想像もしやすい。

この前は小言を頂いた船舶。
「 会社はいつも安全提唱を言い続けているが、時として、首を傾げるような配乗もある。
  また時には現地は大時化なのに、航海を前に進めようとする無理強いもある。 」
知らぬとは言え、誠に申し訳無いが、その都度反省しながら耳を傾けて行きたい。

個々の事情でバランスの良い配乗を目指すのは、会社として当然の義務である。
多少は未熟かなと思いながらも仲間のための一人、一人のための仲間と言う考え方がある。
未熟な部分を本人が認識し、周囲に見守られながら育って行くことを願えば
人足らずの時代に会社の甘えが生じることも否めない。 
瀬戸内海の航路が続く船に、いま少し未経験な乗組員を配乗すれば
安全上、船長への負担は過大な比重に陥ってしまう。 
安全運航には、決して甘えがあってはならない。
想像と現実はかけ離れて行く。

写真から見た絵の写実と、実際に野山に出かけて描く絵には
歴然と迫力の違いが生まれる。
実際の場所で出来上がった絵画には、肌で感じた風があり、草花の匂いが感じられる。
見るものの真実と、感じるものの違いは、やはり海という壮大な現場の迫力と
写真に写った描写の相違に違いない。 

物事の本質は、現場でなければ怒涛渦巻く実態を理解することは難しい。
私の未熟なところは、皆さんの現場からの声を頂きながら
これからも安全運航にご尽力いただけることを願いつつ
分かったつもりを戒めていかなければならない。



a:173 t:1 y:1



コメント


認証コード(6279)

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional