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Blog/2019-02-12

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責任と目的で 航海を紡ぐ

海難事故の中で、一向に少なくならない事故原因は未だに「 居眠り事故 」である。
居眠り防止機の設置で、ある程度の件数は減少しているが
未だに居眠りが原因で起きた事故例は後を絶たない。 
何と「 うるさい・めんどうだ 」と言わんばかりに、居眠り防止機の機能を
停止する輩が居るというから驚かされる。
その行為の真意は逆に眠ってはならない機器の、スイッチを切るという行為は
眠るために切るという、最も危険な結論になりはしないだろうか。

これは、自動操舵と言う追従装置の普及によって
「 一度セットすれば変針点まで操舵に気をとられず、見張りに専念できる。」
便利さを逆手に取った行為である。 
単調な見張りだけの当直が「 大きな落とし穴 」になってしまう
全くふざけた悪質・罪深い行為である。

更に最近は暖房の完備が整い、健康な人でも気の緩みは、眠気を誘う条件をつくり出している。 
余程心構えをシッカリ持ち、責任感を持たなければ、人の気持ちはいとも簡単に
「不注意」「慣れ」「マンネリ」「自分だけは」の安易な心構えに陥りやすい。

船と言う巨体がメクラ滅法で航走すれば、自分を含めた乗組員は
あっさりと死出の旅を誘う破滅的な行為に陥る。 
つまり操舵者が眠ることは、単純に死の淵を通る事を忘れてはならない。
勿論、これが車両なら、直近の死を意味するだけでなく
他人を確実に巻き込む交通犯罪にもなる。 
深夜眠気が指したら、自分の頬を叩いてでも目は見開き
「 明日は我が身 」と思う謙虚さを保たなければならない。

どの船舶も目的地に向かって出港する。
しかし、乗組員の一人ひとりは安全一途の目的に向かって毎日生きているだろうか。 
人生は「 責任と目的 」を持つから、生きていく価値がある。
「 運命 」とは命を運ぶと書く。
何の目的、何を目指して、命を運ぶのか。
いくつもの難所と苦難を乗り越えれば、行きつく先には必ず真の達成感を得られるはず。
眠気の強さを乗越えて、懸命に進んで行こう、辛抱の一歩一歩が人生であり航海である。 

間違っても乗組みの一人たりとも、命を粗末にして「 居眠り当直 」などしてはならない。
仲間の生命と家族の願いを預かった責任の上に
絶対確実の職務が存在する事を忘れてはならない。



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