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Blog/2019-03-08

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それでもなお

お陰様で無災害が続いて静かな月日が経過していく。
ホッとする一面、気持ちの引き締まる日々の緊張は変わらない。 
海の安全に携わるようになって思う事は「 起きた海難事故は、いつも自分の責任である 」
と、得体の知れない大きな荷物を背負った気分が、延々と続いている。

平穏で安全な日々が続けば続くだけ「 安全遵守 」の難しさが
不安な気持ちを増幅させていく。
心はひた向きに安全一途にある。 
しかしそれは私の信念であっても、現場の皆さんの真実の事情を知らないところに
災害の芽は膨らんでいるのではないだろうか。 
一つの海難事故は「 まさか! 」の衝撃を走らせる。

私の昔日の記録には、海難発生時の心中を次の様に綴っている。
•桜の固い蕾はもう直ぐほころび始める。 
春分の日も後少し、季節は目出度い卒業式を迎える準備に華やいでいる。
日々、安全航海を目指し、厳しい冬を無事に乗り越えたものが
なぜ又しても海難と言う試練の冬に逆戻りするのか。 
海は我が身を海底に沈める程の試練を投げかけて止まらない。 
私自身は「 卒業 」と言う目出度い式の前に「 人生 」の二文字を乗せたい心境にもなる。 
壊れた積み木を重ねるには、余りに膨大な量の積み木の残骸ではなかろうか・・・。

•人の心は必ずしも四季折々を辿らないで、私は今、冬真っ盛りに
タイムスリップしたのかもしれない。
老いた背中を丸める独り言を呟きたくもなる。 
私たちは沢山の船主さんに信頼されて、高額な船舶と積荷を預かっている。
その社会的責任はどの様な形でお返しするものかと問えば
一級の安全意識にのっとり、法令を遵守した運航でお答えをして行く以外の何事でもない。

•それに反して、責任の希薄な組織は、今までには沢山の海難事故が後を絶たない現実。
その因果関係を振り返れば、結論は物でも設備でも無く
常に「 人の心 」に突き当ってしまう。 
絶え間なく続く試練は、私に投げ出すことを意味しているのか? 
何度もそう感じることばかりであった。
人生とは人が生まれると書く。
つまり私は躓いて倒れたその都度、立ち上がって生まれ変わるのが
人生だと思はなければならない。 
その時「 それでもなお・・ 」と呟きながら立ち上がろう。

頑張ってきたけど、駄目だった「 それでもなお 」頑張ろう。
日々善行を続けても誰も認めてくれなかった「 それでもなお 」続けていこう。
何度裏切られても「 それでもなお 」人を信じよう。事故の無くなること信じよう。
◎一年間の無事故を有難う「 それでもなお 」書き続けよう。
 
私に読者が居る限り「 安全 」の二文字を書き続けよう
老いてなお「継続は力なり」



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