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Blog/2019-03-11

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ふり返る 東北大震災

「 この世は諸行無常 」
東日本大震災は、2011年(平成23年)3月11日に発生した
東北地方太平洋沖地震による災害、および、これに伴う福島第一原子力発電所事故による
大災害の発生である。  
あれからもう8年の歳月が急ぎ足で過ぎて行った。 
当日の私のメッセージを開くと、以下のように皆さんへのメッセージが残っている。


「平成23年3月11日記述」

はじめに、被災されました皆様に心よりお悔やみ申し上げます。 
この土・日は何事も手につかず、テレビの前に釘付けで過ごす結果となった。 
他人事ではなく、今世紀に例を見ないあまりに凄まじい天災は
人々に果てしない不幸を背負わせてやまない。 
更に増えていくだろう、罪も無い人々の行方不明は膨大な人数だと予測できる。
これほどの果てしない無惨な被害状況を、私がここに文章として表現する事は
許される事ではない重さだと感じつつも、筆舌に尽くしがたい不幸を語らずして
安全も語る資格はないと思える。
この通信を待つ人も沢山居る事から、涙だけに暮れるわけにもいかない重さである。

津波の持つ破壊力の凄さ・・・。 
全てが海の神のなせる災いである。 
その海上に皆さんの職場は存在している。 
海の強大な破壊力をあらためて感じ入りながら、人間一人ひとりの無力を
思い知らされるものであった。 
驚いたのは、聞いた事もないマグニチュード9.0。 
歴史上最大地震が東北方面に発生した。
その速報を先週金曜日の午後キャッチして以来、社員全員が会社のテレビに釘付けになり
驚愕したことは言うまでも無く、不幸を通り越した世紀末の行く末を案ずる。

生々しい津波の迫力をテレビで目の当たりにしながら、全員が息を呑み込む。
「 なんだ! なんだ! これは!! 」
巨大な船は岸壁に打ち上がる、走り回った車は木の葉のように海に流れ落ちる。 
畑に押し寄せる海水の氾濫、上がる火の手、画像には映らなくとも
流され破壊されつくす地獄絵図の中には、沢山の人が居て
「 届かない悲鳴 」が錯綜していたに違いないと思った。

この世の中で一番怖い順番から並べれば、子供の頃から教えられた言葉に
「 地震・雷・火事・親父 」と並ぶらしい。
〔 ここで言う親父は実は台風の事で大山風〔 おおやまじ 〕をもじって
親父になったという 〕
つまり正確には「 地震・雷・火事・台風 」と言う自然災害のことを言うらしい。

私の座右の銘の一つに「 諸行無常 」という言葉がある。
〔 諸行とは 〕一切の作られたものは無常である。
〔 無常とは 〕必ず壊れるときが来る。
この世の中には常というものは一切無い。
故に今のひと時を意味あるものとして、大事に生きていきなさい。と、御仏は教えている。

いかにこの世の科学が進歩しようとも、この大地震と世紀末の大津波を誰が予測できたであろう。
もし予測できたのであれば、被害はゼロでなければならない。 
はかり知れない膨大な犠牲と消滅を目の当たりにしたこの大災害は
まさしく個人だけの犠牲で済むものではない。 
人々が立ち直り、人々が豊かな元の暮らしに戻るためには
膨大な時間と労力と忍耐が必要であろう。
これは日本国、全てに課せられた国難であり
戦後以来の大試練と受け止めなければならないのだと思う。

やがて、時間と共に地震は終息を向かえるであろう。 
しかし地震は終わっても人々の傷はいつまでも残る。
この災害が教える意味を人々の心が真摯に受け止めて
日本全国民が協力して立ち直っていかなければならないはずである。 
今日までの国政と同じく泰平な世の中に浮かれて、いつまでも自立の精神を失ってはならない。 

「 諸行無常 」は誰のためでもない・・・
人々よ、立ち直れ!いつまでも泰平は続かない。
「 安全とはいとも簡単に壊れるガラス細工 」に似ている。
それを言い換えれば「 安全も幸せも、いとも簡単に壊れる心構えの一つにある 」

と、語って当時の通信は結ばれている。


安全は常に仕事の条件や環境の不安全によるところと
他方では仕事をする人の不安全な行動によって崩れていく。 
自然界に働く皆さんにはこの大自然の脅威を生き抜くために
まずは自らの不心得による不安全を無くして
責任の中に力強く生き抜く心得が欲しいものである。
救われた思い出の善意に、我ら広島シッピングは、会社ぐるみで
乗組みの皆様にも寄付を募り、当時は多額の義援金を海運組合に委託したことを
今は誇らしい思い出として心に残っている。



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