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Blog/2019-03-12

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生煮えは不味い

昨日は日本列島を大きく発達した低気圧が通過していった。
花の季節には情け容赦のない雨と風。 
我家に咲いている白椿の清楚な花びらも、雨に祟られて赤茶けてしまった。 
春の嵐には皆さんも敏感に反応して、無理をしないのが最近の内航海運である。
安全!安全!どちらのオペレータさんも、安全運航へのご指示が花盛りの風潮は喜ばしい。

一方、我家の春の嵐は昨朝のこと、愚妻殿の慌てた一声で始まった。
「 お父さんごめん。ご飯のスイッチを間違えて保温のスイッチを入れていた
  気づいて途中切り替えたけど、蒸しも足りないし間に合わないから
  我慢して食べてくれる・・・」

私は答えた。
「 誰にでも失敗はある。昔の事を思えば少しくらい固いご飯は御の字だ。
  出せ出せ! 時間が無いから! 」
味噌汁に漬物、目刺があれば御の字だ。

私は白米の山を箸でつまんで口に放り込んだ。
ムッムッ結構固い。 
言った手前、なんの何の、むしろ香ばしいくらいだ。
それで収めたものである。 
しかし思った、なんとなくこれは胃の中で消化に手間取りそうな予感がした。 
出掛けにそっとキャベジンを3錠口の中に放り込んだ。
会社への通勤とご飯の生煮えは一緒には出来ない。
そんな不揃いの日も長い年月には沢山ある。

運転しながら考えた。
生煮えの物は何でも上手くない。消化にも悪い。
生煮えの大根・生煮えの魚・生煮えの天ぷら。 
そんなものは笑って許せるが、不味い事は間違いなく天下一品であろう。 
それでは人間の生煮えはどうであろう。
何事も決断できないどっちつかずの生煮え・中途半端はどうであろう。
やる気の薄い精根はどうであろう。

何をするにも自己を貫かない。
途中投げをしてしまう精根。
完成しない橋は渡れない・・。
そんな生き方は人間の味も我利・我利亡者で中途半端に違いない。 
それが証拠に、しっかり煮込んだ「 おでん 」には様々な味がしみこんで
その味わいは深く人の食欲に満足を添えるものである。 
おでんに負ける生煮えの人の味は、非常に不愉快であろう。

仕事を終えて我家に帰った私は、夕食を囲みながら愚妻殿に言った。
「 今日は腹持ちが良かった! 」と一言! 
その固いご飯は、なんでもないこと今夜のチャーハンに変身していた。 
私は固いご飯のお陰で、我慢の一日はシッカリ煮込んだ「 おでん様 」で居られたものである。



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