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Blog/2019-03-13

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努力を惜しまぬ魅力は 広く信頼の香りを放つ

この道何十年で生きてきても、私などは人様に自慢できる事は何も無いような気がする。
むしろ安全管理者でありながら、一向に海難事故を撲滅出来ない不備のほうが多い。

様々な人間関係に悩みながら船内の不協和音は
とどのつまり社長の不行き届きと責めを頂く場合が多い。
我が心もまま成らない者が、無理に人様の懐に飛び込み
何とかしたいと云うものの、力不足は人間関係の縺[ほつれ]を解くことは
容易のことではない。 
それでもなお人の心に触れなければならないのは、まさしく困難な仕事である。

そんな私にも春の香りは降り注ぐ。 
事務所の猫の額の植え込みに、沈丁花が満開の香りを放っている。 
早春の気候は移ろいやすく、しかもまだまだ肌寒い。 
空は雲が垂れ込め吹く風は冷たくて、まだ辺りにしがみついている冬の執念を思わせる。 
寒い冬を凌いで咲いた清楚な花からは、得も知れぬ癒される香りが漂ってくる。

花の香りは自然がなすまま、風に乗って運ばれる。 
決して風に逆らって香りを運ぶ事は無い。
ところがひたすらに努力を惜しまず、愚痴の一つもこぼさず頑張る人や
何事にもおおらかで人徳のある人には、花の香りに増して四方八方
全ての方向に信頼の香りは広がる。

誰にも優しくて力の出し惜しみもせず、黙々と海上の生活を勤しむ多くの人々。
「 努力を惜しまぬ魅力は 広く信頼の香りを放つ 」そんな人には逆風なんか関係ない。
人の真心は全ての厚い壁をも貫き、信頼の香りは限りなく広がるものだと想像する。

人はほんの少し地位が上ったり、上手に生きられれば
それが当たり前のように、周囲を見回す目線が下向きになりやすい。 
それは己惚[うぬぼれ]の性格を表す。
例えば皆さんの職場である、船橋から船底の艙内掃除をしている状況を眺めれば
艙内で汗する顔は分からない。

しかし船底の船艙に下りて同じ目線で物事を眺めてみれば
その片付けの苦労は手に取る如し過重な労働であることが理解できる。 
努力を惜しまず黙々と頑張る人には、何故か信頼のオーラが漂う。
努力の上に咲く花。 
それは深い信頼の花であり、人々はその香りに多く集まるに違いない。 
寒さに頑張った冬は過ぎ、花香る春はもうすぐそこに足音がする。



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