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Blog/2019-03-14

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必要な無駄

一日の始まりは何となく加速に時間が掛かる、家を出るときの感覚も前向きに出力が出ない。
ついつい「 又一日の始まりか・・・ 」と、怠惰の気持ちを引きずってしまう。
そんな仕事を大儀がる自分がおり、別のもう一人の自分が色々な理由を付けて言う。

今日も頑張らねば・・
この齢で仕事が出来る事は有り難いことだ、私を待っている人もきっと居る。などと励ます。 
もう一人の自分と言うのは、本当の自分であり、誇りと言う自分でもある。
通勤の車の波に揉まれ始めたら、やっと本来の自分のエンジンも掛かり始める。
もう一人の誇りある自分が、お目覚めである。

広島までの通勤帯に、今日と言う日のあり方や人事の気がかりなことが浮かんで来る。
無事故無災害/経営的な悩み/景気の行方/
風景が流れるように、思考も様々にめぐる。 
一見この様な通勤時間はある意味では無駄な時間帯だと思えるが
その無駄も一つの工夫と考え方で、「 必要な無駄 」に変身する。

同じ通勤でも、広島市内の渋滞の車中では、むしろ運転に集中しなければならず
思考する事は困難な場合が多い。 
しかし、バイパス道路を西に向かって真っ直ぐのハンドル捌きは
会社までの長い時間を無駄だけに過ごすためだけのものではない。
「効率化」や「生産性」というのはたしかに重要であるが
一見無駄に思える通勤という時間が、実は思考には役立つことはありえる。

無駄も工夫で「 必要な無駄 」になることを改めて認識できる。
それではその「 必要な無駄 」とは、皆さんの場合には、どの様な状況をいうのであろうか。
船内では通勤と言う距離は極端に短いため、むしろ通勤体制に入る前の心構え然り
入港スタンバイや航海中のチェック全てが該当するものだと思う。

例えば当直に入る前、艙内にラッシングチェックに入る
或いは積荷の濡れチェックをする。
早めのスタンバイで駆動部のテストなどもその類だと思う。
当直中であればレーダーやGPSがあっても、海図上に当直の交代位置を
ディバイダーで確認したり、変針点の確認をしたりする、
予備的な行動がそれ等ではないだろうか。

私は思う。 
優秀な船長ほど一人でそっと、この「 必要な無駄 」に、気遣いを費やしているのだと。
余分ではあるが似た言葉に「必要悪」がある。 
精神的[覚醒的]になくてはならない人の「タバコ」や
息抜きの為にする「パチンコ」酔っ払いの「お酒」等は必要悪ではないだろうか。



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