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Blog/2019-04-12

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暗闇に見える 人生航路

私は仕事が少し遅くなった時、暗い夜道の運転に、皆さんの夜の当直を思い出す。
船舶の夜間航海当直は闇の中に目を凝らす、自らの所在が闇で無ければ
周囲の灯りを見る事は出来ない。 
その闇を無事に過ごした先に朝が訪れ、水平線の彼方に朝陽が覗き、陽射しが注がれる。 
つまり船舶の航海当直は、人生そのものを模写した営みによく似ている。

人は自分が苦しくなるとき、他人のことまで考えることはできなくなる。
それは闇から闇を見ようとしていることによく似ている。 
暗闇にじっと目を凝らし、僅かな明かりや僅かに点滅する灯火をさがす事で
船の針路は次第に定まってゆく。
闇に光明を探すことは、船も人生航路も安全な航海へと導かれるに違いない。

人生の多くは半分半分に分けあってあるように思える。 
例えば「昼と夜」・「苦と楽」・「満腹と空腹」
「労働と休息」・「現在と過去」・「時化と凪」
良いことも悪いことも半分半分に訪れる。 
つまり苦楽に揉まれる環境に対峙してこそ人は成長していく。 
突然遭遇した不幸に「 何で、自分だけが・・・」と、つい塞ぎ込み
うらみ辛みの感情が溢れれば、心の闇にとらわれてしまう。

闇は明かりを見るための闇であり、苦労は喜びを知るための
一つのプロセスではないだろうか。
苦労知らず、いつも泰平にのんびり暮らす人に、人間としての成長はあるだろうか。
どんな人でも初めから心豊かで、物事を広く包める人は存在しない。 
苦労して報われて、また苦労を重ねてこそ、七重八重の人生がある。
そして人は人として成長していく。

これから先をどうして通り抜ければよいのか、悩みの闇の包まれたとき
皆さんは夜の当直のように目を凝らせばよい。 
人生には「 努力して解決できること 」と、「 努力しても解決出来ないものごと 」がある。 
悩むべきは、後悔や恨みで解決できるものではなく、解決できる問題に対してこそ
努力を続けるべきであり、心の扉を開いて進むべき進路である。

暗闇の当直、漆黒の夜に、人生航路のコースラインが見えてくる。
人生は回り道で結構。回り道を歩くからこそ、健脚な脚が育つのではないだろうか。



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