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Blog/2019-05-17

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航海は 皆で繋いだ数珠

時化も無く穏やかな海、慣れ切ったいつもの航路の往き返り、同じことが繰り返される。
船内の生活は変化に乏しく単調でつまらない。 
心の中では何かが刺激を求めて、起伏のない生活に不満を抱いてしまう。
つまりそれが欲求不満と言う症状であろうか・・。
しかしその実、何かが起こると、人はそれまでの平凡な毎日が
いかに大切なひと時であったかを気づかされる。

あたりまえ、平凡で当たり前、しかし心は何故かうつろで不満足。 
煩悩は常に刺激を求めて変化を好む。 
その実、その平凡な日常がいかに貴重なものであったかに気づかされる。
油断した不慮な事故や、突然の訃報などを受け取るとき
その当たり前だと思った時間が、どれほど幸せで、貴重な時間であったかを思い知らされる。

平凡な条件に感謝の念を持ち続けることは難しいことではあるが
また同時に大切な事である。
事もなく過ぎていく日々の積重ねは、実は当たり前のようで
その当たり前を有り難いと思い、日々を清新な気持ちを保つ心構えが求められる。 
現在の弊社の運航では、多少の機器の故障や不具合は生じても
大きな海難事故は後を絶っている。

一つの事故に苦悩する現実を乗越えれば、無事に過ぎ去る日々に
私は平穏なときの流れは何と「 ありがたい 」と思い「 感謝 」を噛みしめる気持ちになる。 
23隻の大集団は決して偶然ではない努力と使命の結果を残して
今日の無事故が続いていると思いたい。

乗組員の信念とは、安全は自分のため、自分達がうみだすものである。 
前途に予知能力を充分に備えていこう。
災害を起こすは恥ずべき結果である、恥じる認識を持って立ち向かいたい。
安全遵守は乗組員の常識中の常識である。
これ等の項目は自分達が、失敗を糧にして着実に歩んだ結論だと確信したい。

例え同じ事が連続のように思えたとしても、まったく同じ条件の毎日はありえない。
よく見ればその時の風景や自然の成り行きは刻々と移り変わり
油断すればどこかに予知を見逃した危険が潜んでいる。 
心の持ち方・あり方、繰り返される日常の中にこそ
新しい発見や進歩を見出すことが可能になるではないだろうか。 
昨日と変わらぬ朝であり、夜を迎えられることは
なんと穏やかなる気持ちになることか、航海者たるものの日常の平穏は
乗組員一人ひとりの努力の結晶の上に保たれていることに感謝しなければならない。



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