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Blog/2019-05-22

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整理整頓で 心も綺麗に

本日は修行中のなまくら大工の話。 
まだ修行中の大工が寸法を間違って柱を切ってしまった。
いつも失敗を繰り返しては叱られる見習大工は
たまらず名人の噂が高い棟梁を訪ねてお願いをした。
「 棟梁助けてください。私は柱の寸法を間違えたり、切りすぎたり
  仕事に失敗ばかりが続いて一向に腕が上達しません。 
  私は大工には向いていないのではないでしょうか? 」

大工の棟梁はそれを聞きながら次のように答えた。
「 分かった。それではここにお前の道具箱を持ってきなさい。 」
持ってきた道具箱の蓋を開けてみれば、ノコの歯はこぼれている
カンナは研がれていない・ノミにも刃こぼれがある。
何よりも道具箱の中は整理もされていない乱雑そのものであった。

「 大工にとって道具は命でなければならない!
  こんな乱雑な道具でまともな仕事ができるなら、お前はよほどの名人である。
  命である道具を粗末にしながら、良い仕事ができる道理はない。
  その心構えからして間違っている。 
  どうせ家に帰っても、家の中は足の踏み場も無い乱雑そのものであろう。 
  良い大工になろうと思うなら、まず家の中を整理整頓して
  自分の食い扶持をつなぐ大切な道具を磨きなさい! 」

厳しく言って聞かせて一週間が過ぎ、修行中の大工がまた尋ねてきた。
「 先日は誠にありがとうございました。」
明るい笑顔にもどった見習い大工は、家に帰って改めて自分の乱雑な性格に気が付いた。 
家中の整理と掃除を済ませ、道具箱の全てを磨き研ぎ済ませてまいりました。 
開けて見せた道具箱には、見違えるように研ぎ澄まされた道具が
整理されて収められていた。

それから幾年もの修行を積重ねた大工は、立派な仕事ができる大工として
人も認める職人になったという。
それからの彼の心の中にはいつも同じ言葉があった。
「 家の中の乱れは、心の乱れ。整理整頓・道具の手入れこそ職人の基本である。 」と・・・。

それでは我らの職場を覗いてみよう。 
昔から整理整頓のできている職場には災害は少ないといわれている。
しかし、私達は日々の悩みや心配事で頭がいっぱいになり
身の回りの整理に気づかなくなることがよくある。
なるほど、整理整頓とは、ただ物を綺麗に整えて並べるだけではない。
片付けようと思う気持ちは、脳からその指示を起さなければできることではない。 
つまり、心が綺麗でなければ、本当の整理整頓は出来ないという結論になる。 
部屋や職場を綺麗にする事や、後片付けをする事は物を整え並べると同時に
自分の心も整理している事である。

整頓することはその結果であって、その元をたどれば人の気持ちは
感謝から発しているからできるのである。 
例えば、腹立ちでイライラしている人に部屋の掃除をしなさい!
それは無理な話である。
何故なら心が荒れている人に、感謝の掃除はできる通りはない。
日本には「 転ばぬ先の杖 」という諺がある。 
これは先見の心得であり、整理整頓もいざと言うときには戸惑わないための
大事な心の杖になるのではないだろうか。



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