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Blog/2019-06-20

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人のふり見て 我が身を省みる

曇り空の早朝をいつものペースで会社へとハンドルを握る。
どこの家のキッチンにも朝食の準備の明かりが灯り始める頃
いつものように西条バイパスを広島へ急ぐ私。
今日は何を話題にしようかと迷い始める。 
毎日沢山の人にメッセージを書き続ける私自身は
皆さんにとってはどのような存在であろうか・・・
いつもそのことを考えてしまう。

身勝手に人様のことをあれこれと書きたてて、何様だ!と言われれば
何故かそれも真実のような気がしてくる。
自分が良かれと思うことも、それはハッキリ言って
自己主張にとらわれている場合が多いものである。 
自分では良かれと思うことも他人様には、うかがいしれない事は沢山ある。

ある時、一緒に飲んだ友達がそろそろ中締めにする頃、突然立ち上がって怒りだした。
今まで楽しく語らい、昔話に盛り上がった席は、いっぺんに冷や水を浴びせられた思いであった。
彼曰く「 もうお前たちとは付き合わん!ワシはこれで帰る。
この会は今日限りで解散だ! 」と捨てぜりふの飲み逃げであった。

残された三人はポッカ~ンとあっけにとられてしまった。 
後でわかったことではあるが、彼は一定以上の酒を飲むと
どうも突然に怒り出す癖があるのだという。 
普段は温厚でにこやかな彼の内面は、想像もつかない心の部分を持っているのだと思った。
これからは注意しながら、彼とは付き合いたいと思ったが
普段に戻った彼はそんな事はもうすっかり忘れたように
今度はいつにしようか?等と言うものだから、私も我に返りながら
自分の内面を思い返すものであった。

昔から、「 山に入るものは山を見ず 」
奥深く山に入れば、もう山の本当の姿を見る事は出来ないという諺である。 
或いは「 木を見て森を見ず 」は、一部分だけを見て真実を見極めない諺でもある。
人は誰でも自分の事は自分が一番良く知っていると自負することが多い。
しかし、それは自分の内面を隠しているだけのことであって
人の見る実相とは随分と異なることが多くて、他人の採点は辛口である。

人間の持つ内面は結局分からないが、人生と性格に共通する事が二つある。 
一つは私達を取り巻く状況は常に変化していること。 
もう一つは常に満たされたいと思うこと。 
その変化と煩悩によって海難事故は発生しやすい方向に流れる。 
私は一つの信念を持っている。
「 海難事故は人の心が起こす 」と言う決まり文句は
「安全」をおろそかにする心の持ち方を言う。 
誰の目で見ても安心できる信頼は「 有言実行・誠心誠意・責任感 」
表裏のない実直な性格に根付くものである。 
しかし、そのような心構えを持つ事はまた至難の技である。 
少しでも「人のふり見て我が身を省みる」
そんな心構えで、少しずつ変わり始める努力を続けたいものである。



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