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Blog/2019-06-21

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労働災害の根絶

日本には「 雨垂れは三途の川 」 雨垂れの落ちる軒下から一歩出れば
外にはどんな危険が待ちかまえているかわからない、いつも用心を怠るなという戒め。
「安に居て危を思う」平穏な日々を送っている時でも、つねに非常の場合や
危機の到来した場合のことを念頭において備えておくという意味。

他には「危ないことは怪我のうち」怪我をする可能性の多いことであって
まだ怪我として実現させられたものではない。
しかし、すでに怪我をしてしまった後では、いくら用心したところで何にもならないから
用心しなさいと怪我に似た注意を促しているものである。
今日この様に怪我・労働災害について語るのは、弊社の新年度の労災保険の金額が
毎年1%ずつ値上がり続けていることに、現場の皆さんへの周知と
警鐘を含めた問いかけでもある。

大よそ弊社の労災保険の金額はいかほどのものであろうか? 
船員保険とは異なり、船内での作業中に引き起こす怪我は
労災において医療処理で補償されることは皆さんもご存知と思う。
年間負担額は、所帯の割には金額が法外に多いことは、怪我人の多い職場という結論になる。
これは海難事故とは全く趣を変える、職場の労働災害の評価である以上
「足を打った・指を骨折した・打撲・捻挫した・胸を痛打した
階段から落ちた・巻込まれた」
等々、注意喚起が悪い職場評価になる。
同時にその職場に働く皆さんの就業レベルと品位が問われるものである。

皆さんの海上における職場では、作業工程や時間は常に一定せず
艙内掃除などは、揚げ荷役が深夜に実施されることが多い。 
さらに、夜間の出入港や停泊時の甲板保守作業など
幅広い作業の種別と時間差の不利な労働条件が存在する。 
そのために一定の作業基準を決めていても、そのときの状況は規準化することはきわめて難しい。

とある職場の参考に出来る安全運動に、次のような項目が提示されていたのでここに紹介する。

☆「 方・位・確・知・運動 」☆

〔 方 〕方法
  リーダは誰か/作業方法と手順は/リーダは何をなすべきか
〔 位 〕 位置
  作業位置は/分担は/注意点と目配りは
〔 確 〕 確認
  連絡と合図は/作業と各自の確認/機械作業の動きと注意点
〔 知 〕 危険と対策
  考えられる危険/その対策は
この「 方位確知 」運動は、ドックの朝礼に多く実施されている手順打合せの項目である。

皆さんの職場にも、入出港や本日の甲板作業などの打合せで
ミーティングの手順として採用すれば、作業目的や手順がよく理解でき
効率のよい作業が安全に進んでいくものではないだろうか。 
職人の現場に「 段取り八分 」と言う諺がある。
いずれも段取りをしっかりしていれば、その仕事はうまくいくという意味である。 

似た意味を持つことばで我々もよく言う「 手筈〔 てはず 〕 」がある。
職人の世界では物を作る方法を考え、必要な道具を工夫することの出来る人を言う。 
無駄なく効率的に仕事をする能力を備えているからこそ
単純労働者とは区別されてきた技術者の一角であろう。 
どんな場合も「 用意周到 」危険を克服して落ち度のない作業を進める要は
安全作業の出発点となり、痛い思いの労働災害を個々の職場から一掃して
元気で明るい職場を目指したいものである。



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