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Blog/2019-08-09

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両手を合わせて安全な日々

幼少の頃、朝御飯時になると、金具で出来た小さな茶碗にご飯を盛り
仏前に毎日運ぶのが末っ子の私の役目であった。 
姉が入れてくれた山盛りのご飯を、父と母の仏前に飾り、写真に向って幼い両手を合わせる。 
ただそれだけの習慣であった。 
朝の単調なお供えの習慣は、それからも長く長く続いた。

子供心に両手を合わせることがどのような意味であったのか
理解ができていたわけではない。
しかし、例え小さな魂であっても、両手を合わせる行為が
知らぬ間に優しい気持ちに変わり、幼いなりに亡き両親の顔を胸に刻み
感謝する気持ちが養われていったように思えた。
今の社会ではその様な仏前に手を合わせる習慣は失われつつあることは、誠に残念である。

ひと時、現代社会ではゆとり教育を重視したために
自主性を重んじるあまり道徳教育時間を削除してしまった。 
思いやりのある社会や、人の人としての配慮ができる教育は
勉強が良くできるなどと比較すべき項目ではない。
助け合う考え方の根本に流れる人情を切り捨てては、生活は余りに寂しすぎるものである。
道徳教育を省いた結果は肉親や友人への感謝まで底の浅いものに代えてしまう。 
平等だ!自由が優先だ!と自分勝手な思想がはびこれば、相手を敬う思いまで失ってなってしまう。
その様な思想は、人の繋がりは希薄なものとして、社会はやがては無責任で
危険な方向へと傾倒していく。

1.元気に朝の挨拶  
2.はい!と言う素直な返事  
3.私がやりましょうと先駆ける心得
わずかな習慣であってもその気になれば、自分たちの職場を明るく盛り立てることはできる。

私達は便利さや能率を求める余り、沢山の風習や礼儀を忘れてきているのではなかろうか。
狭い船内・話題も乏しい職場をもりたてるものは、お互いが思いやる労わりの心にある。
家庭の最大努力目標は、幸せ。
皆さんの最大目標は、安全運航。
会社の最大努力目標は、皆さんとの心合せ。
結果は出なくてもコツコツと努力を積み重ねて
諦めない人を応援できる社会でなければならない。
それが思いやり社会の基本ではないだろうか。



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