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Blog/2019-10-04

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文殊の知恵

今日の最高の航海術は必ずしも、明日の最高の航海術ではない。
気象海象・積荷・船体設備・心得・海域・それら諸々の状況は刻一刻と変化し続けている。
海の男は、おごらず素直な心で、的確に見つめる目を持ち
安全航海に挑まなければならない。
「安全」という砦はない。
知らず知らずにほころびる心のロープ。
油断していればいつかは必ず切れる。

安全とは壊れて悔やんでも、過去には決して帰れない「男の誇り」でもある。
乗船している仲間たちには、五人が五人ともそれぞれの性格は異なる。
性格の違いは、当たり前だといえば当たり前のことであるが
違うからこそ、それぞれを生かせば五人五通りの知恵が生まれてくるのではないだろうか。

勿論性格も考え方も違うところに、同じ船内の共同生活が求められるのであるから
お互いが自分の考え方に固執すれば、いつしか不和のもとにもなってくる。
よく聞く話に「 俺は二度とあいつの乗っている船には乗らない! 」
そんな激しい言葉を聞くことがある。
お互いの自己主張と意識過剰に過ぎない原因は多いのであるが
話し合って意見を調整してみれば、融和する知恵は必ず生まれてくる。 
誰にでもある個々の利害や感情にとらわれることなく
お互いが譲り合い、何が正しいのか、知恵を出し合うことで
よりよき仲間が生まれてくるのではないだろうか。

これを諺で「 郷に入れば郷に従い 」安全を優先する職場に融和していく。
「 過ぎたるは及ばざるが如し 」過剰な自己主張を抑制する事で
「 三人寄れば文殊の知恵 」を授かる事になる。 
三人で文殊の知恵なら五人重ねれば測り知れない強い絆が生まれてくるはず。 
この知恵をお互いに持ち合わせれば、高い衆知の知恵が生まれて
間違いの無い安全運航へと導かれていくのではないだろうか。 

手を出す前・足を一歩踏み出す前に一呼吸する。周囲を見回す。
そんな知恵が皆さんの安全運航を導くに違いない。 
お互いが気遣い、職場に落ちているチリ一つ拾う細かい配慮と気づきが
その船を守る共通の心である。 
知恵・誇り・協力。
安全な職場には、そんな心が隅々に生かされているに違いない。



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