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Blog/2020-02-25

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慣れた海 いつもの航路に 落とし穴

我々が日頃お世話になりやすい職業に海上保安部や国交省など国の機関が存在する。 
少しよそ道に逸れて興味のある話の中で、国家公務員は
認知症になりやすい職業の一つであるという。 
いわく公務員の仕事は物事の処理に対して前例があるかないか
マニュアルから外れていないか、行政に照らして判断するものであり
個人的な見解を持って判断できない事案が多い。 
しかも組織の論理を優先して淡々と仕事をこなせる人のほうが
出世も早い世界だと言われる。

こうした柔軟性に乏しく法治に凝り固まった行動は、おのずと脳の働きが乏しく
認知症の危険要因となりやすい。 
脳に刺激を与えて活性を続ける仕事は、常に瑞々しい思考力を生む条件に適している。 

スポーツを続ける活力ある筋肉と、脳の活性筋はよく似ている。 
一部の公務員は「 お役所仕事 」と揶揄されるように、決まった内容を繰り返すだけで
新しいことはせず柔軟性もなく、発想力に乏しい職場環境と言わざるを得ない。 
特に我々に関係する海上保安部等は法律の番人と言って、わずかな乗組員の船員法違反でも
決して指導に切り替えて許すという個人的な見解は持たない。
そのような職場に長年、身を置いた人はマンネリに陥りやすく
右に習え独自の思考を失った生活習慣は、もっとも認知症になりやすいという訳である。 
上記の例題に照らせば、皆さんの職場では、日々が自然界の七変化との
四つに組んだ取り組みであり、その殆どがマニュアルなどから
外れたところに判断が多く存在する。

海の顔は100日あれば100日の顔がある。
しかし、同時に思考や発想とは別に船の仕事もマンネリという怖い現象に陥ることがあり
マンネリも認知症も脳の判断が鈍るという側面、よく似通っている危険因子でもある。 
仕事を能率的に確実にこなすにはしっかりと頭で覚え、体に浸透させることも重要である。 
しかし、それらを会得したと思い込む頃から、人は注意力を失い
漫然と作業を進めがちになる。

慣れによる油断や手抜きが切っ掛けとなって、事故を起こしてしまいやすいのが
マンネリ現象からくる人為的ミス。 
毎日が決まった航路、決まった積荷、決まった港、決まったメンバー、決まった風景は
先ほどのお役所仕事に似通った条件を生みやすい。

これ等を総合して考えれば、千差万別の海の現象に対応しながら
時には堅すぎるといわれようが、愚直と言われようが、基本に戻ることも大切な考え方である。 
そのためには船内のミーティングを多く重ね、情報の提供を新しくはさむことは肝要である。 
あるいは、鉄道乗務員が常態化している「 指差呼称 」の原点に戻ることも
大切なマンネリ防止と勘違い防止の対策と言える。

「 慣れた海 いつもの航路に 落とし穴 」では海の安全は守れない。



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