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Blog/2020-03-12

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飲んだら立つな!立つなら飲むな

春霞が立ち込める時節になれば、寒暖が繰り返された海の色は
どぎつい濃紺色から、インクを溶かしたような青色に変わる。
そして皆さんの海洋の職場にも本格的な春の訪れが始まる。
少し暖かくなった朝の通勤途中、真新しく貼り出されたポスターに目が留まる。 
ふと見れば、お馴染みの飲酒運転撲滅のキャンペーン。
「 飲んだら乗るな!乗るなら飲むな!」のキャッチフレーズであった。

4月1日より皆さんの海の職場にも遅まきながら「海運分野の飲酒対策」とうたって
航海当直に入る前のチェック規定が実施の運びとなる。(国交省管轄) 
飲酒運転撲滅キャンペーンは何処の職場でも、酒気帯び禁止を共通の認識として
取り扱うことになったようである。 
何故か桜の咲く時節を迎える前の、飲酒運転への早い警告であろうか。

「飲んだら乗るな! 乗るなら飲むな! 」
この標語を皆さんの船舶に当てはめても、なかなか面白いと思った。
「 飲んだら立つな!立つなら飲むな! 」
厳しい冬の峠を越えれば、皆さんの心も解放感にひたり緊張感は緩み始める違いない。 
家族と離れた過疎の職場であれば、つい一息、心の観音様の扉が開けば
一杯が二杯に重なることも、理解のできる範囲であろう。

船舶に関する、飲酒が起因する事故の統計は見当たらないが、事故後の調査などによれば
飲酒による事故も時々散見され、酒気帯び運転によるぼんやり運航や
居眠りの危険は大きな事故の引き金にもなっている。
しかし、船乗りもくつろぎの時がなければならない。
一日の仕事を無事に終えた夕べには
「 今日一日、安全で仕事を終えることができました。有難うございました。 」
神仏に祈りつつも、ふっと仲間と緊張を解くひと時こそ
大切なふれあいでもあり、楽しい仲間との寛ぎの晩下でもあろう。

そこで、「 飲んだら立つな!立つなら飲むな! 」
楽しく許された時間はともかく、当然、一般社会とは異なったスタイルでの
飲酒節度は大切と心得なければならない。  
各自が自由気ままに飲酒して良いわけはなく、適切なモラルや大人の節度が求められる。 
それであってこそ、切れの良い飲酒を楽しむことが、また安全運航に役立ち、
同時に健康にも百薬の長となるものではないだろうか。

飲酒の注意事項

①酒の影響を当直勤務に残さない飲酒量とすること。
そのためには、健康管理に適した飲酒時間と飲酒量に配慮すること。

②飲酒した乗組員で酔いが残っている人は、当直には絶対に立たせてはならないこと。 
万一酔っている場合などは、当直を厳しくはずし、その後会社に報告をすることが正しい。

『 酒は天の美禄 』や『 酒は百薬の長 』などとも言うけれど
全く逆の意味の『 酒は諸悪の根源 』、『 酒は百毒の長 』など
戒めの言葉があることも常識として見過ごしてはならない。



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