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Blog/2020-05-08

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この世は 借り物ばかり

今の社会では、テレビをつけるとニュースの90%がコロナの噂で埋まっている。 
人間の命は壊れやすく明日はどうなるのか分からない。
皆さんが自分の生命を「明日は我が身」と、危機意識を一致して強く持つところに
終息の兆しが見え始めてくる、抑え込みの理論はその中心に存在する。

一方、コロナには関係なく、明るい五月の陽射しの下に、毎日が安全運航で過ぎて行く。
これは船舶管理の仕事においては、とても「ありがたい」事であるが
無事故の継続は長く続くほど、日常化して当たり前だと思い始めるから厄介である。 
実は、安全の保障は、誰もが努力して作り出している真実を
失念してしまうところに油断がはびこる。

こんな時こそ「 平凡でも今ある幸せに、シッカリと目を向ける 」心構えが求められる。
例えば航行中、当たり前に作動するレーダーには、鮮明な画像が刻まれている。
しかし、この千里眼の機器が、もし故障したらどうなるであろうか? 
頼っていた航海術は根底から覆されて不安となり、心が落ち着かない。 
あるいはハンドル一つの駆動で、重いハッチもガタリと脱線して動かなくなれば
人間の力だけではどうにもならない。

それら予期せぬ事案のように普段の心掛けは、常に安全な方向に気配りが求められる。
今、皆さんの職場となっている船舶と言う工場は、明らかに個人の所有物ではない。 
それは職場の提供者である船会社の持ち物である。 
我々は借り物の船舶を預かり、多額な積荷を乗せて運び、御足を頂いている。
これ等の借り物の現実を認識することは、大切な心構えの一つではないだろうか。

一本の金槌/一つのモンキースパナ/刷毛の一本たりとも船主さんの持ち物である。
それらを借りて手入れをしていく。 
借り物は一つ一つに心を込めて使う気持ちを込める。 
使った工具はお役にたっているのであるから、ありがたいと思って元の場所に掃除して戻す。 
整理整頓/愛品の心で乗船し作業する職場は、そこには「 感謝 」があり
感謝の有るところには海難事故は無縁の姿が見えてくる。 
借りたものは「 整理整頓 」無駄を省き、日々に改善を尽くす。
借り物の工具と、借り物の職場で生活を成り立たせている。
その有難さにこそ、物を大切に出来る基本姿勢になるのではないだろうか。

人間の命で明日を約束された命は何処にもない。 
仕事でも勉強でも、本当は今日のうちに済ませて置けばよいものを
面倒だからつい先送りをしてしまう。
これは、明日にも明後日にも命が変わりなく続くものと思い込んでいる姿であり
実は明日はどうなるかは誰にも分からない。
皆さんの命もこの世の預かり物の一つである。 
今の安全・今の健康を尊いと思いつつ、今日と言う一日、今と言うひと時を
大切に生きていきたいものである。



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