Blog/2020-10-27
良き心がけは相となり 良き相は良き運気を運ぶ
秋空は限りなく青く深く、晴天の兆しは皆さんの前途にも
穏やかな航海日和を授かっている。
今日も皆さんの安全な運航が続くことを心より願い
爽やかに今朝のページを開こう。
「人は一人ひとりが強い思いを持ち、其々が絶対的な自分本意の存在で生きている」
私たちの誰もが様々な思いの中に、幸せを求めて働いている。
その為には自分も家族も、不幸に追いやる海難事故や労働災害は
何としても起こしてはならない。
それではどうすれば、そのように不幸な事故を無くすことは可能なのであろか?
そこに究極な手段を見つけることは極めて困難なことである。
職場ごとに設備が違う/状況が違う/乗組員の能力も性質も違う/貨物も違う等と
海にまつわる状況は多種多様に変化して定まるところは無い。
未熟な私が皆さんに安全へのヒントを提案できるとしても
それは私なりの思いを「 メッセージ 」にして、20隻に余る全国区の船舶数に
通信で届ける以外に手段はない。
私の思いは「良き心がけは相となり、良き相は、やがて良き運気を運ぶ!!」
という思いにあり、今でも自己啓発となる積極的な意志を持ち続ける事を願っている。
故に「 災害や事故は総じて人の心が起こす 」という微力な信念に基づいて
語り続けて今日にある。
勿論、私の単なる自己過信になるかもしれないが、今でも出来る限りを尽くし
安全遵守の尊さを訴え続けて20余年が過ぎてゆく。
「 願う・諭す・褒める・注意する 」
それ等が、皆さんには効果的につながるものか
どうすれば皆さんが受け入れられるテーマを発信できるのか
私自身にも日々が絶え間ない鍛練である。
どんな職場でも安全を全うするためには「 経験も知識も注意力も和も誠実さも 」必要であり
人間性の豊かさが勝負となって、安全な運航へと繋がっていくのではないだろうか。
時には、書くという表現の一文字で誤解を招く場合もある。
相手を言葉で傷つけて物事を達成できることは、非常に難しい。
そのためには発信者の主体性をシッカリして軸にしなければならない。
① 何かを良くするために発信する
② 皆さんが自発的に受け入れやすい言葉を考える
③ 多くの方々が此の発信を情報と捉えて、様々な意味として感じて頂く
④ 日々を考える、自己啓発に役立てる、物事をポジティブに捉える
甚だ、生意気だとは思うが、そのような考えた方を中心にした願いは一つ
「皆さんの前途に安全の続くこと」を使命にして発信し続けている。
私はもともと船乗りであって物書きでもないし、書き続ける事は苦痛に過ぎない無精者でもあった。
しかし、今は書かなければならない責任感に強い使命を感じている。
毎日が寝ても覚めても書くという締め切り時間は必ず訪れる。
「 今日はきっと喜んでいただける 」
「 今日は良いことを書いた 」
と誉めても、筆者の心に対して読者の反応は皆無に近い。
時にして寂しく虚しさを思うこともある。
そんな時は他人の評価はひとまず横に置いといて
私自身はよく頑張っていると自らの頭を撫でてやる。
私は精一杯やっていると自画自賛しながら、毎日を安全のメッセージに取り組む。
私自身が精一杯に頑張っている!!
その充実感で埋める事が、安全発信の原動力とならなければ
無反応なページを埋める努力は、一行の文言も結ぶことは叶わない。
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