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Blog/2020-12-08

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安全運航の要

「5Sが作り出す安全運航」
整理(Seiri):いらないものを整理して捨てる
整頓(Seiton):決められた物を決められた場所に置きすぐに取り出せる状態にしておく
清掃(Seisou):汚さない 落ちているゴミ一つ拾う心
清潔(Seiketsu):常に掃除をして 職場を清潔に保つ
躾 (Sitsuke):慣習にあった作法を訓練し 習得する
5項目の頭文字〔S〕を持って「5S運動」という。

世界をリードする自動車メーカートヨタは、早くから「5S運動」を取り入れることで
優秀な車を世にだし、大きく躍進を遂げる基礎作りとすることが出来たという。
大抵の人は「まず5Sから」と言えば、「何を今さら」と反論したくなるであろうが
自動車一台に使用される部品の総数は大よそ20,000個の集合体と言われている。

あれが無い!これが無い!と、部品を探す動作は、もはや仕事ではなく
多くのムダであるばかりか、取り間違えや不良品がたくさん出ることになる。 
そんな曖昧なことでは、到底一流の車両を生産することは出来ないばかりか
不良車は会社の信用を大きく失墜することにつながる。
実はこの「5S運動」こそ、あらゆる職場における「安全遵守」の基礎になると確信できる。

掃除のできない人は動物と同じである。 
身近に感じる、猿や犬は掃除が出来るであろうか?
羞恥心を持っているであろうか? 
人間があらゆる動物の頂点に存在するのは「整理・整頓」が出来るからではないだろうか。
 
人は生活向上の為に様々な道具を開発し、便利にそれを使い効率を高める高等な生き物である。 
整理整頓という「躾・しつけ」が存在してこそ成り立つ社会である。 
今は多くの外国人が日本に訪れて、最初に驚くことは
「ゴミの無い、整理と整頓が行き届いている街並み、その清潔な国民性」だという。
言い換えれば、タバコの吸い殻やジュースの空き缶が散乱して
足元にゴミクズの散乱している職場には、トラブルとミスが多い。
そのような職場には、良い製品が生まれるわけもなく
労働災害の確率は当然高いということが分かる。
 
さて、皆さんの職場は如何であろうか? 
そこにはリードする船長・機関長の性格が大きく反映されていなければならない。
私がそのようなことを申せば、ホコリの舞い上がるバラ積みの荷役なども
皆さんには反論の一つには成ろうと思えるが、今、現状で出来る
有効的な処置の在り方を申すもので「出来ること出来るだけの躾の心得」
を申しあげているわけである。 
私の理論は、「類は類を呼び・友は友を呼ぶ」
「不潔な職場には、優秀な乗組員は存在しない」という結論に繋がる。
不潔な職場には、自ずと怠惰な乗組員が集まってくる。

また、勤勉な人であっても「朱に交われば赤くなる」の諺通り、悪い影響を受けてしまう。
そこには危険きわまりない運航実態が、とめどなく続けられる結果が見えてくる。
真実は語る「整理・整頓・清掃・清潔・躾」は今からはじめても
正しく敬虔(けいけん)な職場を目指すものに、遅すぎるという区切りは断じてない。
5Sが作り出す「躾」は安全運航、基本中・基本の要に違いない。



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