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Blog/2020-12-24

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気配りという才覚

連日厳しい寒さが続いている。 
ついに押し詰まった年の瀬に今日はクリスマスイブを迎えた。
もし皆さんの海洋にサンタさんが訪れるなら欲しいのは「安全祈願」の御札かも知れない。

今日は道路がところどころ凍ったままであるが心の準備万全
車は休日を利用して冬用タイヤに履き替えてある。 
出勤の朝、寒さを堪えて見送りの妻。
私の背中へ声が飛ぶ。
「あんたは注意力が散漫だから、用心してよ!スピード出したら駄目よ!
 交通安全週間に入っているからね!」
夫を思う、心からの言葉に私は決して逆らわない。
「はいはい。そのように致します」と答える。

早朝の出勤に一声かける夫への言葉は、遠からずともあたっている。
運転は決して技術だけではない。
サーキットのレーサーでもない限り、運転はまさしく「気配り」
わずかのよそ見に、車体は数十メートル進んでいる。 
前方の車は予想に反して突然停止していた。
ハッとして急ブレーキを踏む。
ここにも技術より先に「気配り」が存在する。

よそ見の間に結果が出るのは、その前に「気配りで車間距離」を保っていなければならない。
ブレーキを俊敏に踏む、踏まないは気配りの後にくる問題であろう。
「 気付く 」のが遅いか、早いかの違いで結果は天と地の差が生じる。 
誰もが車の運転中にまさか自分が、事故の当事者になってしまう意識は持たない。

朝の通勤にまさか自分が追突事故の当事者になることなど
予想する人もいなければ、思いもしないのが一般の運転である。
しかし、油断をすればいつでも誰でも、その確率はゼロから一気に100%に飛躍する。
そこには油断と言う言葉より、車を運転すれば常に危険と隣り合わせであるといった
「 気付き 」が最も大切になる。
人は常に完璧な生き物ではない。
むしろ、油断の多い性質を持っている。
一度気づいたことも、風景の移り変わりと共に、意識の外になることは日常的な反応である。

ゆえに何度でも、心の中で確認して復唱してみることも大切な心得 ! 
たかが運転、されど運転はその人の性質をよく言い表す。 
よそ見をする運転・近回りをする運転・スピードを出し過ぎる運転
どれをとっても危険と便利が共存している。
それらの性質を見極めて、制御してゆくことも、気配りという大切な技術である。
そして、皆さんの船の職場も同じ条件下にある。

長い間、安全航海が続く日々、意識は周囲の平穏に呑みこまれて
警戒意識が薄くなり始める。
事故と言う本質は、まさに気配りを忘れたころに訪れる落とし穴である。
事故という罠は、「 気づく 」という所作を失った時、あざ笑うように勃発する。 
人は誰でも心を緩める油断の時は必ず訪れる、そのスポットを待っているのが
事故の正体である。

「 小さな気づきと、大きな気づき 」両方を持ち合わせれば
貴方も事故の正体を見極める事が出来る安全への約束事。
今日も無事故の船が行く。



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