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Blog/2021-02-04

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安全と言う一念

日本列島上を次々に低気圧が発達しながら移動し
立春に伴う寒暖の呼吸は各地で強弱の風が春を呼びこんでいる。 
天気図には弱い春一番の気圧配置がみられ、今後はさらに発達の兆し
各海域航行の皆さんには運航に気を許すことの出来ない厳しい条件が続く昨今である。

弊社の各船は、皆さんの懸命な努力のお陰で順調な運航が今日も続いている。 
しかし、こんな時こそ「 注意をしていたのだが・・・気をつけていたのだが・・ 」
後になって「 しまった! 」と、気づく小事がポロリ・ポロリと顔を出しやすい。 
人はどんなに気をつけていても、所詮は神や仏ではないのだから
「 絶対 」に手落ちがないという事は保証されない。

むしろ私などは、注意をしたつもりで「 しまった! 」と
虚ろで散漫な意識になる事は多々ある。
「真の安全」とは、その原点に戻って正しく考えなおしてみよう。 
それは、単純に「 点検と確認 」を繰り返す、基本動作を指すものに違いない。

昔から、慎重に行動を進める場合の言葉に「 念には、念を入れる 」という動作がある。 
それではその「 念 」と言う文字を分解すれば「今の心」と綴る。 
ヒヤリハットは「見ているつもりで見てなかった・・」
そのつもりがおろそかであった。 
ということは、不注意をして今の心を取り逃がしてしまったと言う失策をいうものである。
「 念には念を入れる 」動作こそが、安全のたしかな確認である。 

「念」の行動は「 一念 」「 念のため・再確認 」「 念には念を入れる 」「丁寧に」など
一心に思い込むことによって得られる確かな力を意味している。
永久の計は、一念の微かにあり、人生は何事も疎かにせず
微かな一念の積重ねを続けることによって決まる。

運もツキも、棚からぼた餅のように落ちてくるものではない。 
些細な事を見逃すことなく「 念には念を入れる心がけ 」にこそ
たぐり寄せる心得が定着するものと、解釈される。 
職場に改善すべき点があると気づいたら、すぐに船長に報告すれば解決する問題も
「 ああしたらよいのに、こうしたらもっと安全なのに 」と、思いながらも
関係がギクシャクする事を恐れ、見て見ぬふりをする例が沢山ある。

言っても無駄だ!という雰囲気が蔓延すれば、全てがそこで終わってしまう。 
誰もが平等に意見を出し合い、言うべきことを強い気持ちで発言できる
雰囲気作りがもとめられる。 
船内組織のために、言うべきことを言って正す、強い気持ちを持ちたい。 
そうした勇気と行動が周囲を変えて、より良い職場を生み出していくものではないだろうか。 

そのような漸進的な考え方の職場ではあれば、安全規則を守らないで怪我をすることは
同じ人間として恥ずかしいことだという心が必ず芽生えてくる。 
その心こそ、私たちの目指す「 安全の一念 」と言える姿ではないだろうか。



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